12月31日(水) 4:20
暖房器具によって、ランニングコストや特徴は大きく異なります。エアコンは設定温度に達するまでは消費電力が大きいものの、安定運転に入ると300~500W程度に下がるとされています。目安としては、6畳用で400~500W程度、10畳用で800~900W程度です。
一方、電気ストーブはすぐに暖まるのが特徴で、足元などを素早く温めたいときに便利です。ただし、常に高めの消費電力が必要で、一般的なハロゲンタイプやカーボンタイプでは400~1200W程度になります。
また、石油ストーブ(石油ファンヒーター)は電気ストーブと同様に速暖性が高く、さらに部屋全体が温まります。電気代は比較的少ないですが灯油代が発生し、1時間あたりの消費量は一般的に0.06~0.25リットル程度といわれています。
このように、それぞれの暖房器具には特徴があるため、使用時間や温めたい範囲に応じて適切に選ぶことが大切です。
エアコンやストーブを1日10時間使用した場合の電気代は、目安として次のとおりです。
・電気ストーブ:約120~370円
・エアコン(10畳用):約250~300円
・石油ストーブ:約3~7円(灯油代を含めると約70~420円)
暖房器具の電気代は、設定温度や機種の性能によって大きく異なりますが、一般的に電気ストーブがもっともコストが高くなるといわれています。
使い方によっては、冬の3ヶ月間で数千円~1万円近い差が生じることもあるため、現在使っている暖房器具の性能や予想される費用をあらためて確認してみましょう。
基本的には、エアコンを中心に使うのがおすすめです。安全性が高く電気代も抑えられ、部屋全体を効率的に暖められるためです。ただし、ストーブを併用する使い方も検討しましょう。
例えば、特に寒い日には石油ファンヒーターの速暖性を生かして体を温め、室温がエアコンの設定温度に近づいたらエアコンに切り替えると効率的です。電気ストーブは、風呂場の脱衣所などでの短時間の使用にとどめましょう。
また、エアコンは基本的に「つけっぱなし」が推奨されています。短時間の外出でこまめに電源を切るよりも、室温を一定に保つ方が省エネにつながるとされています。暖房器具それぞれの節約方法を把握し、特長を生かして使い分けることが大切です。
1日10時間の暖房使用では、電気ストーブよりもエアコンの方が電気代を抑えられる可能性があります。石油ストーブについても、灯油の購入や補給の手間はあるものの、特に寒さの厳しい冬には有効な選択肢といえるでしょう。
電気ストーブは立ち上がりが早く、足元をすぐに暖められる点が利点ですが、消費電力が高く、長時間の使用では電気代がかさみやすい傾向があります。一方、エアコンは起動時の消費電力こそ大きいものの、運転が安定すれば効率よく部屋全体を暖められます。
快適さと光熱費のバランスを考慮し、各暖房器具の特性を生かして使い分けるのが賢明です。用途や生活スタイルに応じて、最適な暖房方法を選びましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
【関連記事】
オイルヒーターは暖かいけど「電気代がやばい」!? エアコンと比べて実際どうなの?