いよいよ今年も大晦日。新年を目前に控え、街も人も落ち着かない、ソワソワした高揚感に包まれる1日だ。そんな年末特有のざわめきの中で取り上げたいのが、公開まで1ヵ月を切った、エドガー・ライト監督によるスティーヴン・キング原作の映画『ランニング・マン』。主人公のベン・リチャーズ(グレン・パウエル)が病気の娘を救うために挑むのは、“一度捕まれば即死亡”という過酷なルールが適用されるデスゲーム「ランニング・マン」。世界中を舞台に繰り広げられる壮絶な逃走劇の中で、ベンをはじめとするランナーの生存を阻むのが、常軌を逸した3人のヴィランたちだ。ここでは、そんなイカれた敵役3人衆をご紹介!
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「ランニング・マン」を仕切る冷酷な主催者:ダン
名優ジョシュ・ブローリンが演じるダン・キリアンは、『ランニング・マン』を取り仕切るネットワーク社のトップ。表向きの親しみやすさとは裏腹に、非情で冷徹な本性、さらには高視聴率を追求する果てなき欲望を隠している。ブローリンはこのキャラクターを「限度を知らず、視聴者を番組に引き込む新たな手法を常に探り続ける人物」と説明。キリアンは反骨心とガッツを併せ持つ貧しい主人公ベンをターゲットとして、「小さな成功では人生は変わらないが、このショーで勝てば富裕層の頂点に立てる」と煽り、彼を危険なゲームへと引き込む。一方で、視聴者を魅了しつつランナーたちを潰す陰謀を巡らせ、ベンを一時的なスターに仕立て上げることで、壮大なエンディングを演出しようと画策する。
ライト監督は「彼は破壊や死をもたらすが、自身をヴィランだと思っておらず、最高のショーを生み出すプロデューサーであると信じている」とコメント。ブローリンの演技によって、キリアンは単なる悪役以上の魅力を持つキャラクターに昇華され、彼がまと“邪悪さ”さえもショーの中では正当化させるほどの存在感を持っている。
「ランニング・マン」を扇動する狂気のMC:ボビー・T
『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』(2024)、『シンシン/SING SING』(2025)で2年連続アカデミー賞(R)主演男優賞にノミネートを果たしたコールマン・ドミンゴが演じるのは、“「ランニング・マン」の顔”でありMCのボビー・T。天才的なトークスキルで群衆の心を掴み、このサディスティックで残虐なコンテンツを洗練されたエンターテイメントとして成立させている。
ライト監督は「彼は視聴者が、ランナーを目にする前からその対象を憎むように心理を操る」と解説。ドミンゴ自身も「ボビーはショーマンの中のショーマン。彼は人々の暴力欲求を理解し、それを巧みに利用している」と重ねる。「ランニング・マン」の過激さや観客の欲望を最大限に引き出すボビーは、ブローリン演じるダンとは異なり、“表”のカリスマ性で観客を支配し、ゲームをより狂気的に盛り上げる存在だ。
マスクで素顔を隠す最強殺人ハンター:マコーン
『ホビット』三部作(2012~14)や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)で知られるリー・ペイスが演じるのは、殺人ハンターたちを率いる最強のリーダー:マコーン。マスクとサングラスに覆われた謎めいたキャラクターであるマコーンは、「ランニング・マン」の観客たちにとって“ロックスター”のような象徴であり、視聴者から絶大な支持を集めている。
負け知らずの最強ハンターであるマコーンの目的はただ一つ――“主人公ベンを殺すこと”。腰には「宿命(fate)」と刻印された銃、ブーツには「運命(destiny)」と刻まれたナイフを携え、幽霊のように神出鬼没で、執拗かつ娯楽性たっぷりに“犯罪者”のレッテルを貼られたランナーたちを追い詰めていく。しかし、圧倒的能力と存在感を誇るこのキャラクターが隠す過去には、ゲームを揺るがすある“秘密”が隠されている…。
果たしてベンは、彼らの魔の手から逃れ、常軌を逸した“イカれた鬼ごっこ”を生き延びることができるのか!?鬼才エドガー・ライト監督が贈る映画『ランニング・マン』は年が明けた1月30日より全国公開。
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