親指と人差し指を外してグリップすると、本当にヘッドスピードが上がる?(撮影:高橋淳司)
12月31日(水) 11:15
「ヘッドスピードが上がる」といわれるドリルにはさまざまなものがある。多くのゴルファーが試したことのある“あのドリル”は本当に効果があるのか? アマチュアゴルファーの大谷秀雄さんと、ツアーにも出場する川満陽香理が調査。その結果をランキング順に紹介していく。
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川満:
第8位になったのは親指・人差し指を外してグリップして振ることでしたね。調査前、大谷さんの平均HSは39.8m/sでしたが、平均0.1m/s上がりました。両手の親指と人差し指を外し、中指、薬指、小指だけに力を入れると、手先の力みが解消され、ヘッドが走ってくれます。
大谷さん:
ヘッドを放り投げるような感覚でスイングできました。ただ、私の場合クラブがすっぽ抜けてしまいそうな気がして振り切れず……。
川満:
そういう方も多いと思いますよ。スイング中に悪さをするのは右手なので、右手の親指と人差し指を外すのも効果的です。右手に余計な力が入らないことで、インサイドからクラブを下ろしやすくなり、スライスが出にくくなるメリットもあります。
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