「“あけおめLINE”は相手に迷惑ですかね?」10歳下の女性に好意を抱く中年男性が「考えすぎ」である理由

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「“あけおめLINE”は相手に迷惑ですかね?」10歳下の女性に好意を抱く中年男性が「考えすぎ」である理由

12月30日(火) 15:52

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こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。

筆者はLINE公式サービスにて計1万件以上のチャット恋愛相談を受けてきました。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがい、知見を深めているのです。

2020年国勢調査によれば、日本人の「生涯未婚率」(50歳時の未婚割合)は年々上昇しており、女性は17.8%、男性に至っては28.3%にも及びます。そんななかで、恋愛がうまくいかないという方々にも筆者の知見が少しでも役に立てばなによりです。

おぢアタックという言葉を知って衝撃を受けた

※この記事は本人の許可を得て掲載しています。ただし、プライバシー保護のため実際のエピソードから一部変更しています。

2025年に恋愛界隈を騒がせたワードのひとつに「おぢアタック」があります。

おぢアタックとは35歳以上の男性が8歳以上年下の女性に恋愛感情を抱き、口説き落とせるかもしれないと勘違いしてアプローチする行為のこと。

しかし、この言葉は昨今の“おじさんは叩いていい”という風潮から生まれた概念であり、エイジズム(年齢差別)的な観点からも議論の余地があると感じます。

今回は、そんなおぢアタックという言葉を知り、恋愛のアプローチに踏み出せずにいる 慎太郎さん(仮名・男性・40歳) からのご相談です。

「僕は登山が趣味の人たちが集まる社会人サークルに参加していて、そこで知り合った10歳年下の香田さん(仮名・女性・30歳)に好意を抱いています。

ただ、サークルのグループLINE内で、大勢のメッセージが飛び交うなかでの会話は何度もしたことありますが、1対1のLINEは前に一度、事務的な連絡で何往復かやりとりしたことがあるだけなんです。

香田さんと仲よくなりたくて、個人的にLINEを送ってみようかとも考えたのですが、おぢアタックという言葉を知って、まさに自分がやろうとしていることが該当すると衝撃を受けて、LINEを送れずにいます。

これって『おぢアタック』になりますよね?香田さんと仲よくなるのはあきらめたほうがいいでしょうか……?」(慎太郎さん)

「おぢアタック」と「セクハラ」・「ストーカー」

筆者はこの慎太郎さんのお悩みを聞いて、いろいろと思うところがありました。

実際におぢアタックをされたことのある若い女性のなかで、セクハラ行為をされたりストーカー行為をされたりして、心底イヤな経験をした人たちの気持ちを考えると、非常に心苦しいです。

ただし、ここで注意したいのは、すぐに「おぢアタック」と「セクハラ行為」・「ストーカー行為」をいっしょくたにしてはいけないということ。

“過剰なおぢアタック”のなかに、ベタベタと体を触るといったセクハラ行為や、待ち伏せするといったストーカー行為があり、そのようなセクハラやストーカーと認定されるような言動は当然行ってはいけません。

けれど、常識の範囲内の他愛のない話題で「話しかける行為」や「メッセージを送る行為」も、若い女性のなかにはおぢアタックされたと感じる人もいるでしょうが、そんなことまでセクハラやストーカーと同じような感覚で非難されては、たまったものではありません。

要するに、セクハラやストーカーとなりえる言動はしてはいけませんが、筆者はおぢアタック自体は“してはいけない行為”ではないと考えています。

「あけおめLINE」は1年に1度だけのチャンス

慎太郎さんにここまで説明すると、認識が少し変わった様子。

「たしかにおぢアタックという言葉のイメージが強烈すぎて、セクハラやストーカーと同じように、絶対に“してはいけない行為”のように思い込んでしまっていました。もちろんできれば“おぢアタック認定”もされたくないですけどね(笑)」(慎太郎さん)

そこで筆者が慎太郎さんに提案したのが、元旦に新年の挨拶を個人LINEで送ること。

あけおめLINEであれば「社会人としての礼儀」という大義名分が成り立つので、まだ関係値が深くない女性相手に送ってもさほど不自然ではありません。

つまり、あけおめLINEには、個人的にメッセージを送りやすいエクスキューズ(口実)があるのです。1年に1度だけ使えるこのチャンスを逃すのはもったいない。

《あけましておめでとうございます!今年も登山サークル、よろしくお願いします。僕は今日これから地元の友達と○○山に新年初登山に行く予定です。香田さんは今年の初登山の予定は決まってますか?》

このメッセージなら、セクハラ扱いやストーカー扱いをされることはまずありません。

香田さん側の受け取り方次第では、もしかしたら「おぢアタックされた」と感じるかもしれませんが、この程度であればその心配もさほどないでしょう。

肝心なのは女性からの返信…脈アリ?脈ナシ?

そして、肝心なのはこのあとの香田さんからの返信内容。

例えば《あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします》といった定型文やスタンプのみの返信だった場合、ほぼ“脈ナシ”。それ以上の深追いはやめたほうがいいでしょう。

仮に香田さんが定型文やスタンプだけの返信だったのに、慎太郎さんからLINEを送り続けたら、それこそおぢアタック認定されてしまうリスクが高まります。

逆に、香田さんからの返信が次のようなものだった場合、少し期待してもいいかもしれません。

《慎太郎さん、あけましておめでとうございます。○○山、いいですね~!山頂からの写真撮ったら送ってください!私は今月のサークルが初登山になりそうです。》

《慎太郎さん、あけましておめでとうございます!○○山、私も登ってみたかったです(笑)!私は今月のサークルが初登山になりそうですが、慎太郎さんも今月参加しますか?》

写真を送ってほしいと頼まれたり、「?」付きの疑問文が入っていたりする場合、相手の女性がLINEのやりとりの継続を望んでいると考えられます。

これだけで恋愛的に“脈アリ”とするのは早計ですが、それ以降も個人LINEのやりとりをしやすくなるため、一歩前進したと考えていいでしょう。

おぢアタックに過剰にビビらないように

「なるほど。こういうあけおめLINEなら、勇気を出せば香田さんに送れそうです。おぢアタック認定されたくはないですけど、おぢアタックという言葉に過剰にビビらないようにします」(慎太郎さん)

新年のあけおめLINEで、慎太郎さんの恋に進展があるよう、応援しています。

<文/堺屋大地>

【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は@SakaiyaDaichi

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