「アバター」続編、スパイダーは「消そうとした」キャラだったJ・キャメロン監督が明かす

「アバター」続編、スパイダーは「消そうとした」キャラだったJ・キャメロン監督が明かす

12月29日(月) 20:00

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「アバター」シリーズでサリー一家の中で唯一の人間として描かれるのがスパイダーだ。ナヴィに囲まれた異質な存在だが、実はジェームズ・キャメロン監督が「いなくてもいい」と考えていた時期があったと、米エンターテイメント・ウィークリーのインタビューで明かしている。

「実写の俳優を撮影し、CGで2倍のサイズになるパフォーマンスキャプチャーの俳優たちに囲ませるのは大変だとわかっていた。あらゆるスケールの問題があり、悲惨なことになると。実際そうだった」とキャメロン監督は振り返る。「彼を消そうとしたが、うまくいかなかった。すべてが崩壊したんだ。ジェイクとクオリッチがただお互いを殺そうとする2人の男になってしまう。単純すぎる」

スパイダーは、クオリッチが人間だった頃に生まれた息子だ。しかし父の死後、ジェイクとネイティリのもとで育てられた。敵対する2人の男を、1人の少年が複雑に結びつける。

「ジェイクが育てたこの子を通じて2人が絡み合うことで、クオリッチは自分のアイデンティティを探る旅の中で、この少年の父親であることが重要になる」とキャメロン監督。「一方、スパイダーは、自分が愛する人々の敵に父親になってほしくない。3作目では、その父子のダンスが続くが、それがジェイクとクオリッチを奇妙な同盟関係に置くことになる」

技術的な困難を押してでも、キャメロン監督がスパイダーを残した理由はもうひとつある。

「人間に希望を見せたかった。全員が悪として一括りにされるべきではない。人間が人間の観客のために作った映画なのだから」

最新作「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」では、スパイダーはパンドラの空気を呼吸できるようになり、ナヴィのように生物や環境とつながる能力を得る。キャメロン監督はこれを「私たち自身の世界で自然と再びつながるための招待状」だと語る。

「スパイダーになってパンドラとつながれたら、あの生き物たちとつながれたら、と思わない人はいないだろう?」

撮影の悪夢を乗り越えてでも残されたこのキャラクターが、壮大なSF叙事詩に人間味を与えている。「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」は現在公開中。

【作品情報】
アバターファイヤー・アンド・アッシュ

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