【画像】チェウォン(キム・ハヌル)を優しく見つめるグァヌ(キム・ジェウォン)。眼差しが優しい…
日韓ワールドカップが開催された2002年に韓国で放送され、第1次韓流ブームを牽引した名作純愛ドラマ「ロマンス」が、CS放送「衛星劇場」で1月7日(水)からリバイバル放送される。新米女性教師と一途な高校生の恋愛というセンセーショナルな内容が当時の韓国で大きな反響を呼び、放送当時には平均視聴率20%をマーク、一途な男子高校生グァヌ役のキム・ジェウォンを一躍“キラースマイル”の代名詞として大ブレイクに導いた同作の見どころを紹介する。
■許されない、でも…教師と生徒が貫く“純愛”
「ロマンス」は、教師と生徒という許されない立場の2人がどうしようもなく惹かれ合い、純愛を貫く姿を爽やかに描いた不朽のラブストーリー。愛らしい新米女性教師チェウォンをキム・ハヌルが、チェウォンに一目ぼれする一途な高校生グァヌを放送当時21歳のキム・ジェウォンが演じている。
地方都市・鎮海(チネ)でロックバンドに打ち込む高校生・グァヌ(キム・ジェウォン)はある日、ソウルから来ていたチェウォン(キム・ハヌル)のせいで事故に遭い、ケガを負う。チェウォンに文句を言おうと意気込んだグァヌだったが、目に涙をためてしおらしくしている可憐なチェウォンに一目ぼれ。2人は桜祭りで恋人同士のように楽しいひとときを過ごし、再会を約束して別れる。
だがその後、事態は急展開。グァヌの実家の工場が破綻し、グァヌ一家は借金とりに追われて逃げるようにソウルへ。すると、転校先の高校にはなんとチェウォンが…。最初は思わぬ再会を喜んだ2人だったが、教師と生徒の恋愛など許されない。拒み続けるチェウォンと、それでも一途に想い続けるグァヌ。やがて、2人の関係が学校中に広まってしまい、チェウォンは退職の危機へと追い込まれる――というストーリーが全20話で描かれる。
■ストーリーを盛り上げるグァヌの不幸とチェウォンの葛藤
この作品のあとに続いた第一次韓流ブームの韓国ドラマの多くがそうであったように本作も、刺激的で予測のつかない出来事が愛し合う2人を引き裂こうとする中毒性たっぷりの展開が毎話押し寄せる。
おっちょこちょいなチェウォンと、大人びたグァヌの相性は抜群。2人は第1話で出会い、まるで運命の相手に巡り合ったかのように幸せなひと時を過ごす。だが翌日、事態はがらりと様変わり。第2話からは、切なくも狂おしい怒涛の悲恋展開へと転げ落ちていくのだ。
グァヌの父親の会社が乗っ取りに遭い、父は死去。裕福だった家は落ちぶれ、夜逃げ同然で引っ越し。優秀でプライドが高かった姉はホステスになり、素直だった弟はグレて少年送り…と、これでもかと不幸が畳みかける。グァヌ自身も転校先の学校で恋しい人との再会を果たすが、秘書をしていると言っていた彼女は、あろうことか教師だった――。
一方チェウォンのほうも、卒業を控えた大学生だと言っていたグァヌがまさかの高校生として転入してくるという運命のいたずらに、舞い上がったり打ちのめされたり。生徒と一線を越えるわけにはいかないという自制心と、真っすぐで揺るぎない愛情でぶつかってくるグァヌの恋心との間で激しく揺れ動く。
■キム・ジェウォン、“キラースマイル”で一躍スターに
チェウォンとグァヌを演じる2人の魅力も、作品の没入度をさらに高めている。
チェウォン役のハヌルは1998年に女優デビュー。ドラマ「Happy Together」(1999年)でイ・ビョンホンとソン・スンホンから想われるヒロインを演じ注目を集めると、その後もリュ・シウォンやクォン・サンウ、カン・ドンウォンら日本でも注目を集めた韓流スターたちと次々に共演。まさに、第一次韓流ブームど真ん中の韓流スターの一人だ。“ラブコメ女王”としても人気で、「きみはペット」の韓国リメイク版でチャン・グンソクと共演し、日本での知名度も高い。
今作で演じているチェウォンは、愛くるしい見た目とは裏腹に明るくさっぱりしたキャラクター。おっちょこちょいな一面もあり、ポジティブでめげない人間味あふれるヒロイン像を、ハヌルがチャーミングに体現している。
そんな彼女に一目ぼれして一途にアタックし続けるグァヌを、キム・ジェウォンがフレッシュに演じている。今作出演当時はドラマデビュー2年ほどの新人で、本作へは大抜擢だった。相手の心を瞬時にあたためてしまうような人のいい爽やかな笑顔は放送当時、韓国中で“キラースマイルの代名詞”とされ、その笑顔に魅了される視聴者が続出。彼はこの作品で一気にスターへと飛躍した。
■ピュアすぎる年下男子の告白…「このまま好きでいてもいいですか」
そんな2人が体現するロマンスは、情熱的でロマンチックなのに爽やか。グァヌが教え子になってしまい、「私たちは先生と生徒なんだから。学生は学生らしくして」「明日からは知らないふりをしてちょうだい」と距離をとろうとするチェウォンに対し、純粋で真っすぐな心を持ったグァヌは恋心を隠そうとしない。
保健室での「会いたかったです。制服を着ても気持ちは変わりません。このまま好きでいてもいいですか」という熱烈な告白から始まり、「先生のせいで変になりそうです。心臓が破裂しそうなんです。…僕を好きですよね?違いますか?」「恋に年齢制限はありません。何がダメなんですか?」と、若さゆえの情熱でチェウォンを求めていく。
さまざまな不幸や困難が、2人の愛を試すかのように襲い掛かる。そのラストに訪れる、心温まるクライマックス…。そんな王道のラブストーリーに魅力的な2人の主演俳優の演技が加わって、世代を超えて愛される作品となった本作。その人気はいまも衰えることなく、2026年2月には「衛星劇場」にて、ともに40代を迎えたキム・ジェウォンとキム・ハヌルを迎えた「伝説の韓国ドラマ『ロマンス』が蘇る!キム・ジェウォン×キム・ハヌル再会SP」の放送も決定した。
今回の本編リバイバル放送も、20年以上前の作品でありながらいまだに人々の心を掴み続ける不朽の名作「ロマンス」の唯一無二の魅力をあらためて堪能できる機会となりそうだ。なお「衛星劇場」では、「韓国ドラマClassic~不朽の名作選~」枠を新設。本作を皮切りに、大ヒットした過去の名作たちを継続してリバイバル放送していく。
◆文=酒寄美智子
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