映画資料アーカイブの構築に向けて議論を深める多様なプログラム「全国映画資料アーカイブサミット2026」1月23日開催

映画資料アーカイブの構築に向けて議論を深める多様なプログラム「全国映画資料アーカイブサミット2026」1月23日開催

12月28日(日) 8:00

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特定非営利活動法人映像産業振興機構(略称:VIPO[ヴィーポ])は、国立映画アーカイブの「令和7年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業」の一環として、2026年1月23日に、毎年好評を博している「全国映画資料アーカイブサミット」をオンライン(無料)にて開催する。

「アーカイブ中核拠点形成モデル事業」とは、歴史的・文化的価値のある日本の貴重な文化関係資料が散逸・消失することのないよう、アーカイブの構築に向けた資料の保存及び活用を図るための望ましい仕組みの在り方について調査研究等を行い、映画関連の非フィルム資料のアーカイブに係る中核拠点の形成を図るため、当該分野のネットワーク化を推進することにより、分野全体のアーカイブの構築・運営や共同利用の促進等を行うことを目的としている。

7回目の開催となる今回のサミットでは、望ましい映画資料アーカイブの構築に向けて議論を深めるべく、映画資料アーカイブにおけるケーススタディを軸にした著作権についてのセミナー、映画分野の展覧会キュレーション、日本のアニメーションに関するオンラインデータベース、海外大学の日本映画資料コレクションについての発表といった多様なプログラムが予定されている。

■「全国映画資料アーカイブサミット2025」開催概要

主催:国立映画アーカイブ(令和7年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業)
運営:特定非営利活動法人映像産業振興機構
日時:2026年1月23日(金)13:00~16:45(予定) オンライン開催
定員:300名
参加費:無料
申込締切:1月22日(木)17:00まで※定員に達し次第受付終了

【プログラム】
開会(13:00~13:05予定)
事務局挨拶国立映画アーカイブ

第1部:報告(13:05~13:10予定)
・タイトル:令和7年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業の実施概要について
・内容:令和7年度事業の実施概要(調査、映画資料のデジタルアーカイブ化、サミット、展示、全国映画資料館録2025)について、本事業の担当者が説明。
・登壇者:事務局佐藤友則

第2部:報告(13:10~13:25予定)
・タイトル:国立映画アーカイブの映画資料を活用した教育普及事業
・内容:国立映画アーカイブでは、こども映画館や常設展のジュニア向けセルフガイド、博物館実習やインターンシップなどの教育普及事業に映画資料を活用。その内容について担当者が説明。
・登壇者:玉田健太(国立映画アーカイブ主任研究員)、宮本法明(国立映画アーカイブ研究員)

第3部:セミナー(13:25~14:25予定)
・タイトル:ケーススタディで学ぶ、映画資料アーカイブの権利関係
・内容:映画資料の保存と活用には、著作権をはじめとする様々な法律が関わる。宣伝材料(ポスターやスチル写真など)や製作関連資料(シナリオや映画美術資料など)等の展示や複製に関するケーススタディについて、コンテンツをめぐる法律問題に詳しい弁護士が解説。
・講師:五常総合法律事務所 パートナー弁護士数藤雅彦
(休憩:15分)

第4部:報告(14:40~15:20予定)
・タイトル:映画資料展―2025年現地報告
・内容:2025年に開催された映画資料展の中から、映画字幕翻訳の仕事をめぐる展示、地域を越えて寄贈された個人コレクターのハリウッド映画資料の展示について、各担当者からそれぞれの企画の成り立ちやキュレーション等について説明。
・構成&登壇者
1.映画字幕翻訳の仕事──1秒4文字の魔術(会場:鎌倉市川喜多映画記念館)
・登壇者:馬場祐輔(鎌倉市川喜多映画記念館 統括責任者)
2.川辺 弘一映画コレクション展(会場:羽島市映画資料館)
・登壇者:近藤良一(羽島市映画資料館 相談役)

第5部:報告(15:20~15:40予定)
・タイトル:映画資料から生まれた映画「ファントム・ライダーズ」二部作をめぐって
・内容:鳥取県内にかつてあった映画館とレンタルビデオ店を調査し、芸術表現を通じて記憶の復元を試みるプロジェクト「見る場所を見る」。そこから発展して制作された映像作品について、同作の共同監督が発表。同作では、映画館プログラム等を起点に、全国の失われた劇場をめぐって、かつて誰かが見た映画/訪れた映画館の記憶を巡る旅が展開する。
・講師:佐々木友輔(鳥取大学准教授)、杵島和泉(神戸大学大学院生)
(休憩:10分)

第6部:報告(15:50~16:10予定)
・タイトル:書籍「日本アニメーション映画史」収録作品目録の改訂とウェブ版作成について
・内容:戦前から1960年代はじめ頃までの古典を含む日本のアニメ映画を調査・編纂した重要な書籍「日本アニメーション映画史」(1977年)について、出版後の発見や詳細な調査結果を反映した目録の改訂が実施されている。デジタルアーカイブジャパン・アワード2025を受賞した本プロジェクトについて、ウェブサイト制作担当者が説明。
・講師:松山ひとみ(神戸映画資料館研究員)

第7部:セミナー(16:10~16:40予定)
・タイトル:海外に広がる日本映画資料‐イェール大学図書館の日本映画コレクションについて
・内容:イェール大学図書館では、2005年頃から貴重な日本映画資料コレクションの構築が開始された。1970年代以降の作品のチラシやプレスなどの日本映画のエフェメラコレクションやドキュメンタリー映画監督の土本典昭が遺した制作資料等の概要やそのアーカイブの構築について、担当者が発表。
・講師:アーロン・ジェロー(イェール大学教授)

事業説明/閉会(16:40~16:45)

申込み(ZOOM)はこちら(https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_TTA-8AlRQaKAh_yGlq0MHA#/registration)

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