100年以上にわたり“地味飯”として愛されてきた「若狭おばま醤油干し」に焦点を当てたグルメイベント「若狭おばま醤油干し定食フェア」が、2026年1月10日(土)から3月31日(火)まで、福井県小浜市内で開催される。
【画像】フェア詳細。地元で長く親しまれてきた醤油干しを、8店舗それぞれの個性で味わえる注目のラインアップ。食べ比べや体験型メニューなど、小浜ならではの地味飯がそろう
本フェアは、日本遺産「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群~御食国(みけつくに)若狭と鯖街道~」が昨年、全国初のプレミアム選定を受けたことを背景に、御食国若狭が育んできた食文化の魅力をあらためて伝えることを目的とした食のイベントだ。文化庁の「100年フード」にも認定されている伝統食「若狭おばま醤油干し」に焦点を当て、古代より都に食材を献上した御食国としての水産加工の歴史を今に伝える味を紹介する。市内全8店舗が参加し、それぞれの個性を活かした「若狭おばま醤油干し」の定食を提供する。
■個性豊かな「若狭おばま醤油干し定食」を市内8店で一斉提供
若狭おばま醤油干しは、使用する魚種や醤油の配合、漬け込み時間、焼き加減などが店ごとに異なる。定食として提供されることで、その違いをよりわかりやすく楽しめるのも魅力のひとつだ。
■提供メニュー
濱の四季「若狭おばま醤油干し」穴子濱丼(2200円)
醤油香る「焼き穴子×海鮮」の贅沢丼。醤油干しも海鮮丼もどちらも味わえる。
おくどさん「さば三昧刺盛り御膳」(2552円)
刺身(海鮮)・醤油干し(短期保存)・へしこ(長期保存)の加工技術を一度に味わえる「鯖三昧定食」
はまがわ「焼き鯖定食」(1400円)
鯖の塩焼きと醤油干しを1皿で食べ比べできる定食。
みつや「若狭路鯖定食」(1480円)
醤油干しと塩焼き、いつもの鯖が食べ方ひとつで違って感じられる。
酔月「小浜醤油干し定食」(2530円)
客席でとろ火にかけ、最上の食べ頃で醤油干しを味わう「体験型定食」。
雅「若狭小浜の醤油干し定食(鯖)」(1650円)
醤油干し定食のほか、自分で醤油干しを焼く「炭火ひちりん焼き」も。
濱亭カフェ「おばま御膳」(1480円)
土日祝限定の醤油干しとおろしそばのセット。
小浜POCKET「醤油香る鯖サンド」(850円)
鯖の醤油干しの竜田揚げとたっぷりの野菜がうれしい。ピタパンサンドで気軽に食べれる。
■開催概要
名称:100年の愛され地味飯 若狭おばま醤油干し定食フェア
期間:2026年1月10日(土)~3月31日(火)
場所:福井県小浜市内の参加飲食店(全8店舗)、御食国若狭おばま食文化館
内容:
・各店こだわりの「若狭おばま醤油干し定食」を参加店舗8店で提供
・定食を注文した人を対象に、SNS投稿プレゼント企画を実施
・連携企画として、御食国若狭おばま食文化館を会場に、若狭おばま醤油干しをより楽しめる特別展示を実施
運営:
【主催】小浜市・若狭町日本遺産活用推進協議会
【共催・運営】一般社団法人 若狭おばま観光協会
■プレゼント企画
フェア期間中、対象店舗で醤油干し定食を食事した人を対象に、抽選で小浜市内宿泊施設のペア宿泊券を3組、醤油干しセットを5人にプレゼント。
応募方法は2通り。
・フェア参加飲食店でアンケートに回答
・InstagramやXに「#醤油干し」「#地味飯」を付けて投稿
観光だけでは出合えない、地元の日常に根付いた味がここにある。若狭の食文化を支えてきた一膳を、この機会に味わってみてはいかがだろうか。
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