「ひや~!地面から手が~
ちょっとびっくりしてしまいますよね」
2025年12月18日、そんな呟きと共に、とある写真がXに投稿された。
地面から、手が?そんなことがあれば、「ちょっとびっくり」では済まないが......?
......たしかに、地面から、手が。地面に降り積もった落ち葉を持ち上げているように見える。
水面から突き出た2本の脚といえば、映画『犬神家の一族』を思い起こす人も多いかもしれない。
しかし、こちらは手。脚と手という違いはあるものの、どこかおどろおどろしい事件の気配を感じないだろうか?
場所は、東京・新宿御苑だという。
そこから突き出した巨大な手には、いったいどんな謎が秘められているのか。ここはぜひ金田一耕助に登場してもらって、絶妙な推理を期待したいところだが......。
「地面から生える手」の正体は
実は、「地面から手」の写真を投稿したのは、「新宿御苑 自然情報」(@SG_info_kyokai)。国民公園協会新宿御苑の公式アカウントだ。
「ラクウショウの気根に、落ち葉が積もっている様子です。綺麗な色の葉を両手で大切に掲げているように見えます」
「一面紅茶色のエリアに、いろいろな形の気根がでていますよ」
と、コメントも続く。
地面から突き出た手は植物で、ホラーや怪事件とはまったく関係ないらしい。
自然が生み出した奇妙な光景には、X上でこんな声も寄せられている。
「こんなんホラーじゃん見たら腰抜かすわ」
「握手するところでした」
「本当に合掌しているみたい......さすがに偶然見つけたら悲鳴あげる自信ある」
「仏様の手みたいですね」
「すげえな」
しかし、「ラクウショウの気根」とは何なのだろう?
新宿御苑管理事務所の担当者に詳しい話を聞いた。詳細は続報で。
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