【競馬予想】有馬記念はダノンデサイルに逆転の目あり!一発あるならJCの雪辱期す「あの馬」

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【競馬予想】有馬記念はダノンデサイルに逆転の目あり!一発あるならJCの雪辱期す「あの馬」

12月27日(土) 7:05

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ダービージョッキー

大西直宏が読む「3連単のヒモ穴」

――2025年を締めくくるグランプリ、GI有馬記念(中山・芝2500m)が12月28日に行なわれます。大西さんは現役時代、1981年のゴールドスペンサー(5着)、1988年のサニースワロー(7着)と2度、騎乗された経験をお持ちです。

大西直宏(以下、大西) ゴールドスペンサーに騎乗した1981年のことは、鮮明な記憶として残っています。当時はまだデビュー2年目。右も左もわからない若手でしたから。

その1カ月前、同馬に騎乗して臨んだ第1回GIジャパンカップ(東京・芝2400m)の時も緊張しましたが、有馬記念でも同様でした。初めてのことだらけで、無我夢中でしたね。それでも、有馬記念に乗れるというだけで光栄でしたし、とてもワクワクしたのを覚えています。

――40年以上も前のことですが、何か記憶に残っているエピソードなどはありますか。

大西 緊張のせいか、レースの中身についてはほとんど覚えていないのですが、レース2日前の金曜日に新宿コマ劇場で開催された『有馬記念フェスティバル』のことは思い出深い記憶として残っています。

大御所歌手の北島三郎さんが司会を務めていらしたのですが、何の打ち合わせもなく「まだ時間もありますので、騎手の方にも歌っていただきましょう」と、無茶ぶりされて......。私を含めて3人ほどの騎手がステージに立って、お客さまの前で歌うことになりました。

カラオケもない時代ですから、豪華な生バンドの演奏をバックに、当時大ヒットした『ルビーの指輪』を歌いました。今にして思えば、非常に貴重な経験でしたね。

――今では考えられないような催しですが、来場されたお客さま方は大喜びだったのではないでしょうか。さて、今年の有馬記念。競馬を題材にしたテレビドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』(TBSテレビ)が話題となって、巷では相当な盛り上がりを見せています。出走メンバーをご覧になっての、率直な印象を聞かせてください。

大西 クロワデュノール、マスカレードボールといった3歳トップクラスや、中距離路線の主力格であるベラジオオペラの名前がないのは残念ですが、レガレイラ(牝4歳)を筆頭に有力なメンバーが顔をそろえて、例年並みのレベルにあると思います。

――現時点で中心視しているのはどのあたりでしょうか。

大西 やはり、連覇を狙うファン投票1位のレガレイラでしょう。中山コースは得意にしていますし、前走のGIエリザベス女王杯(11月16日/京都・芝2200m)を勝って、いい流れで向かう臨戦過程も申し分ありません。

ただ、個人的には「お膳立てが整いすぎている」ことが逆に、不安要素に感じる部分もあって......。昨年の3着馬ダノンデサイル(牡4歳)による、レガレイラの連覇阻止があるのではないかと見ています。

――ダノンデサイルについて、具体的にはどんなところに魅力を感じていますか。

大西 前走のジャパンカップ(11月30日)では、カランダガン、マスカレードボールに続く3着でしたが、2分20秒台前半のレコード決着に対応できた点を高く評価しています。以前はタフで時計を要する競馬に強い印象がありましたが、前走の走りから馬の成長を強く実感しました。

東京よりも中山向きだと思いますし、(海外帰りの休み明けだった)前走を使っての上積みも期待できそうです。

――鞍上の戸崎圭太騎手がレガレイラではなく、ダノンデサイルを選んだ点も見逃せませんね。ところで、そういった有力どころにひと泡吹かせるような、伏兵候補などはいますでしょうか。

大西 道悪になれば、シンエンペラー(牡4歳)が気になりますが、ジャパンカップで落馬競走中止となった アドマイヤテラ (牡4歳)も侮れない存在だと思っています。

有馬記念での激走が期待されるアドマイヤテラphoto by スポーツ報知/アフロ

有馬記念での激走が期待されるアドマイヤテラphoto by スポーツ報知/アフロ



――アドマイヤテラは昨年のGI菊花賞(京都・芝3000m)で3着と奮闘し、今春にはGⅡ目黒記念(6月1日/東京・芝2500m)を快勝。長丁場の戦いでは、まだ底を見せていません。

大西 ジャパンカップの前までは「GIではまだ厳しいのではないか」と見ていて、さほど注目していませんでした。しかし、そのジャパンカップでカラ馬のまま先頭でゴールする姿を見て、「もし落馬せずに競馬をしていたら、どうなっていたのだろう」という想像を掻き立てられました。

着実に力をつけている印象ですし、レガレイラと同じウインドインハーヘアの母系で、母の父はハーツクライ。有馬記念に向きそうな血統であることもプラス要素です。

まずは、しっかりとスタートを切ることが大前提となりますが、強豪相手でも大崩れするイメージが湧きません。豊富なスタミナと馬込みを苦にしない勝負根性をフルに発揮できれば、面白い存在になるでしょう。

管理する友道康夫厩舎は、先週のGI朝日杯フューチュリティSで1番人気に支持されたアドマイヤクワッズが3着に敗れました。厩舎サイドとしては「今度こそ!」と、雪辱を期しているはず。そのスタンスは、アドマイヤテラと鞍上の川田将雅騎手も同じ。ということで、有馬記念の「ヒモ穴」にはアドマイヤテラを指名したいと思います。

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