「ワイルド・スピード」シリーズのビン・ディーゼルが、シリーズ最終章となる次回作にサッカー界のスター選手クリスティアーノ・ロナウドが出演する計画を明かした。米ハリウッド・レポーターが報じた。
人気カーアクション映画シリーズの主演俳優兼プロデューサーであるディーゼルは、Instagramでロナウドとのツーショット写真を公開。2人は親指を立ててポーズを取り、ディーゼルはキャプションに「みんなが聞いてきた。彼は『ワイルド・スピード』の神話世界に登場するのかってね。正直に言うよ、彼は本物だ。彼のために役を書いた」と記載した。
現時点では、ロナウドがシリーズ第11作に出演するかどうかは正式に発表されていない。ハリウッド・リポーターはディーゼル側とロナウド側の双方にコメントを求めたが、記事公開時点で返答はなかった。
一方でディーゼルは最近、故ポール・ウォーカーさんが演じたブライアン・オコナーが、次回作に再登場する可能性についても言及している。6月に開催されたイベントで、彼はユニバーサル・スタジオと合意した3つの条件のもと、最終章となる映画が2027年4月公開になる可能性を明かした。
ディーゼルによれば、その条件とは、①舞台をロサンゼルスに戻すこと、②カー・カルチャーとストリートレースへの原点回帰、そして③ドミニク・トレットとブライアン・オコナーを再び同じスクリーン上で再会させることだという。
ウォーカーさんは2013年11月30日、交通事故で死去。当時「ワイルド・スピード SKY MISSION」の撮影途中だったが、未撮影シーンについてはCGI、VFX、そして弟のコーディ・ウォーカーとケイレブ・ウォーカーの協力によって完成された。同作のラストシーンでは、ドミニクとブライアンがそれぞれの車で別々の道へと走り去る感動的な別れが描かれた。
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ワイルド・スピード SKY MISSION
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写真:ロイター/アフロ