「わたしは最悪。」のヨアキム・トリアー監督最新作「センチメンタル・バリュー」の本予告編(https://youtu.be/Dd3ewnc9ujw)、本作が第83回ゴールデングローブ賞で監督賞と脚本賞にノミネートされたトリアー監督からのメッセージ動画(https://youtu.be/PBARTqtU9FQ)が公開された。
本作は、「わたしは最悪。」で世界的に注目を集めたトリアー監督が、愛憎入り混じる「親子」という名のしがらみをテーマに撮りあげた家族ドラマ。第78回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した。
オスロで俳優として活躍するノーラと、家庭を選び夫や息子と穏やかに暮らす妹アグネス。ある日、幼い頃に家族を捨てて以来、長らく音信不通だった映画監督の父・グスタヴが姿を現し、自身にとって15年ぶりの新作となる自伝的映画の主演をノーラに打診する。父に対し怒りと失望を抱えるノーラは断固として拒絶し、ほどなくしてアメリカの人気若手俳優レイチェルが主演に決定。やがて、映画の撮影場所がかつて家族で暮らしていた思い出の実家であることを知ったノーラの心に、再び抑えきれない感情が沸きおこる。
「わたしは最悪。」でも主演を務めたレナーテ・レインスベが主人公ノーラ役を演じ、ステラン・スカルスガルドが主人公の父で映画監督のグスタヴ役で共演した。妹アグネスをインガ・イブスドッテル・リッレオース、アメリカの人気俳優レイチェルをエル・ファニングが演じた。
12月8日(米時間)に発表されたゴールデングローブ賞ノミネーションでは、作品賞(ドラマ部門)、主演女優賞(ドラマ部門/レナーテ・レインスベ)、助演男優賞(ステラン・スカルスガルド)、助演女優賞(エル・ファニング、インガ・イブスドッテル・リッレオース)、監督賞(ヨアキム・トリアー)、脚本賞(ヨアキム・トリアー、エスキル・フォクト)、非英語作品賞の7部門8ノミネートされている。
俳優ノーラの前に現れたのは、かつて自分と家族を捨てて以来、長く音信不通だった映画監督の父・グスタヴが登場し、「お前のために書いた」という新作映画を主役オファー。しかし、ノーラが父を突き放すその瞬間から、<こわれた親子>の物語は動き出す。
やがてグスタヴは、ノーラの代役としてアメリカ人人気スターのレイチェルを抜擢。かつて家族の思い出が詰まった実家で撮影を行うため、ロケハンにレイチェルを連れてくる。許しがたい父への感情。しかし、憎しみに囚われて前に進めない自分自身もまた許せない――。「私だけ失敗作」と妹のアグネスに告白、姉妹が抱き合うシークエンスは胸を締めつける。親子だからこそ割り切れない思いを抱えるノーラと、映画を通して想いを伝えようとするグスタヴ。その間に絡み合うレイチェル、そしてアグネス。予告編では4人それぞれの感情が交錯していくさまが切り取られている。
トリアー監督からのメッセージ動画は、「こんにちは」と日本語の挨拶から始まり、「『センチメンタル・バリュー』が日本公開されるとのこと、とても嬉しいです。是非、劇場で観ていただきたいです。深い家族の物語なのですが、大きいスクリーンで観ていただくのが一番だと思います。どうぞ、ご覧ください」と、日本の観客に向け語りかける。映画は2月20日に全国公開。
【作品情報】
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センチメンタル・バリュー
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