米パラマウント・ピクチャーズが大ヒットホラー「パラノーマル・アクティビティ」シリーズをリブートすることがわかった。
米ハリウッド・レポーターによれば、新作はホラー界の旗手ジェイソン・ブラム率いるブラムハウスと「死霊館」シリーズのジェームズ・ワンのアトミック・モンスターが、パラマウントと共同製作。カナダ出身の新鋭イアン・トゥアソンが監督を務める。
2009年に公開された「パラノーマル・アクティビティ」は、夜な夜な怪奇現象に襲われる一家の恐怖をファウンド・フッテージ(発見されたビデオカメラ等に残された映像)形式で描いた超常現象ホラー。製作費わずか1万5000ドルという超低予算ながら2億ドル近い世界累計興行収入をあげる大ヒットを記録して社会現象となり、ここからブラムハウスのヒット量産がスタートした。「パラノーマル・アクティビティ」はその後シリーズ化され、これまでにスピンオフを含む7作品が製作されている。
トゥアソンは、実写VRホラー短編がYouTubeで数百万回再生され、SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)でも上映された。第29回ファンタジア国際映画祭でプレミア上映された初の長編監督作「Undertone(原題)」は、トゥアソン自身の体験をもとにした超常現象ホラーで、同作は観客賞を受賞。A24が争奪戦の末に北米配給権を獲得し、2026年3月に米公開が予定されている。
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死霊館
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写真:Interfoto/アフロ