「ホーム・アローン」幻のキャスティングが明らかに…

当時のキャスティングノートが公開される

「ホーム・アローン」幻のキャスティングが明らかに…

12月26日(金) 16:00

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名作ファミリー映画「ホーム・アローン」のの製作過程で検討されていたキャスティングのプロセスや候補者リストが明らかになった。

アカデミー映画博物館の公式TikTokで、スーザン・サランドンやジミー・スチュワートを含む数多くの俳優が最終選考まで残っていたことが紹介された。動画では、アカデミー映画芸術科学アカデミーの中核研究施設であり、映画芸術と業界の保存を担うマーガレット・ヘリック図書館のルイーズ・ヒルトン氏による解説が聞ける。

映像に映し出されたキャスティングノートには、最終的にキャサリン・オハラが演じたケイト役として、ブライス・ダナーやジョアンナ・キャシディの名前が書かれている。また、「マーフィー・ブラウン」のキャンディス・バーゲンも検討されたが、スケジュールの都合で出演が難しかったという。

一方で、最終的にジョン・ハードが演じたマカリスター家の父親役については、サム・ウォーターストンやデビッド・デュークスが候補に挙がっており、ダニー・アイエロもオファーを辞退した可能性があるとされている。

そして、最後にケヴィンを救う年配の隣人マーレイ役として、ジミー・スチュワートが検討され、エージェントは前向きで、本人も出演可能だったが、最終的にはロバーツ・ブロッサムが起用されたという裏話が披露される。同役は、「月の輝く夜に」のビンセント・ガーディニアも候補に入っていたという。

そして、ジョー・ペシとダニエル・スターンが演じた泥棒コンビについては、「脚本どおり年上のハリーと年下のマーヴという組み合わせも可能だが、ティム・カリーとダン・スターンのコンビは非常に魅力的だ」と書かれている。そのほか、ジョー・パントリアーノやザック・ノーマンの名前も候補として挙がっていた。また、ペシについては「オーディションなしのオファーのみを希望しており、出演しないだろうと考えられていたが、結果的には引き受けた」とヒルトンは説明している。

【作品情報】
ホーム・アローン

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Photo by Hulton Archive/Getty Images
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