橋本愛、撮影現場でのご褒美を明かす「ラランドさんのYouTubeを見て、何も考えずに笑っています」<にこたま>

瀬戸康史、橋本愛、比嘉愛未「にこたま」/撮影=奥西淳二

橋本愛、撮影現場でのご褒美を明かす「ラランドさんのYouTubeを見て、何も考えずに笑っています」<にこたま>

12月26日(金) 20:00

 瀬戸康史、橋本愛、比嘉愛未「にこたま」
【写真】“にこたま”ポーズをする瀬戸康史&橋本愛、見守る比嘉愛未

橋本愛と瀬戸康史がダブル主演を務めるFODオリジナルドラマ「にこたま」が、12月26日夜8時よりFODとPrime Videoにて配信開始された。

本作は、渡辺ペコ原作の同名コミックを実写ドラマ化したラブストーリー。2010年に連載が開始され、恋愛観、結婚観、家族観といった身近なテーマで多様なあり方を描いた作品を、ドラマでは恋人、結婚、家族の“当たり前”を根底から揺さぶり、“正解のない愛”に徹底的に向き合う姿を挑戦的に描く。

下町の弁当店“よねすけ”で働きながら、周囲に流されることなく自分らしく生きたいと願う女性・浅尾温子を橋本、大学時代からの温子の恋人で弁理士事務所に勤める・岩城晃平を瀬戸がそれぞれ演じる。また、晃平の同僚で、どんな難しい案件もこなし、その仕事ぶりが評価される反面、近づき難い印象の高野ゆう子役として比嘉愛未が出演。

そんな本作の主軸になる橋本、瀬戸、比嘉の3人が登壇した本作の完成披露イベントが、12月26日にフジテレビ本社マルチシアターにて実施された。


■比嘉が「演技ではあるのですが、共感しかなかった」

司会進行を務める山崎夕貴アナウンサーが、出演者3人を呼び込み、それぞれが挨拶を終えると、本作の見どころやそれぞれの役の特徴などの話題で盛り上がる。

印象的なセリフな話になると、比嘉が「私が一番印象的で好きな言葉は、『この期に及んで私まだあの人に期待してるんだ』という4話のセリフです」と口にすると、その理由について「本作には、心の声が思わずポロッと出てしまう、そういう描写がたくさんあります。私は母と仲が良いのですが、たまに喧嘩したときに同じようなことを言ってしまったことがあって、リアルな言葉だなと。親子でも通じ合えないところ、分かり合えないところのもどかしさ、切なさみたいなものが全面に出てるセリフで、演技ではあるのですが、共感しかなかったです。だから、素直に口から出てきました。短いセリフなのにそれをすべて表現できるペコ先生、本当に素晴らしいなと思いました」と自身の実体験に絡めて明かす。

またお互いへの質問コーナーでは、橋本が瀬戸に「あるシーンで、何度も同じお芝居をする必要があるときに、毎回同じ熱量で涙を流されていて、本当にすごいなと思いました。私は感情が枯れそうになったら違う角度からアプローチするようにしているのですが、瀬戸さんはどうやって感情を保っているのでしょうか?」と投げかける。

この問いに、瀬戸は「コツとかは特になくて。もう本当にあっちゃん(温子)が大好きという(晃平の)気持ちでいっぱいで。今、思い出してもちょっと泣けてくるくらいです」と役の心に入るたびに自然と涙が出てくると答え、続けて「逆に“違う角度から”っていうのはどういうことですか?」と質問。

橋本は「私は一回その感情を使ったらなくなっちゃうんですよね。たとえば“好き”という感情のルートを使ったら、次のテイクでももちろん好きという感情はあるけど、アクセスがさっきより少し弱くなってしまって涙は枯れてしまうんです。だから、次は感謝とか、過去のトラウマとか、そういういろんなものを寄せ集めて、いろんな感情の角度で、何回も同じシーンの撮影を乗り切っています」と橋本流の涙の流し方を打ち明け、「そうすることで涙の質が変わっちゃうのかもしれないですが、最近はそうやっていて。だから、(好きという感情)一本でいける瀬戸さんのそのエネルギーはすごいですね」と驚きの声を上げた。

■橋本「これをやらないと、(役に入ることが)できないんですよね」

さらに瀬戸から橋本へ、「台本にすごくいろんなことを書き込んでいて、台本がいつも文字で埋め尽くされている印象でした。台本にはどういったことを書き込んでいるんですか?」という問いかけも。瀬戸は、「これ盗み見たわけじゃない。たまたま見えちゃったんです!すっごく書き込んでるんですよ。でも、読めなくて」と慌てながら説明する。

そんな瀬戸の様子に笑う橋本は、「ヘアメイクしながら書いたりすると、ヘアメイクさんから『また呪文書いてるんですか?』って言われるんですけど、それくらい本当に読めないんですよね」と言い、「あっちゃんの心情を書いてました」と告白。

「殴り書きみたいな感じで、サブテキストっていうのかな?この時はこう思ったよなっていうのを書いてます」と続ける橋本は、「たとえば、晃平のセリフのときに、あっちゃんがそれを聞きながら何を感じているかっていうのをバーって書いて、自分のセリフのときは、そのセリフの裏側(心)で何を言ってるかっていうのをバーって書いて、それを一行ずつ全部書いていくので、すごく疲れるんですよね。本当にこの作業嫌いなんです(笑)」と詳細を語っていく。

それを聞いた瀬戸が「それによって人物像とかが整理されるということですか?」と尋ねると、橋本は「整理と言いますか、ほぼ思考を通さずに一回書き出すみたいな感じで。これをやらないと私、(役に入ることが)できないんですよね」とコメントし、自身のコーチから教わったこのやり方で役作りをしていると明かした。

さらに瀬戸が橋本に「よく撮影の合間にオモシロ動画を見て爆笑している姿を見かけたのですが、いつもあんなに現場で爆笑しているんですか?」と質問を重ねると、橋本は「リフレッシュですね。台本に書き込む作業とかがやっぱり苦痛なので、それ(オモシロ動画)をご褒美にして苦しい作業を乗り切ってます」と打ち明ける。そんな橋本は、「ラランドさんのYouTubeとかを見て、もう何も考えずに笑っています」と続け、はにかんでいた。

他にも瀬戸と比嘉のHYハモリ“おセンチ”撮影秘話や、橋本が数少ない比嘉との撮影で印象に残っているという占いのオーラ鑑定結果話など、終始和やかな雰囲気が漂う内容盛りだくさんのイベントとなった。なお、本イベントも後日FODにて配信される予定だ。
瀬戸康史

※山崎夕貴の「崎」は正しくは「たつざき」。



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