今年で開業65周年を迎える長野県飯山市の「戸狩温泉スキー場」が、2025年12月20日に大規模リニューアルオープン。
【画像】リニューアルした戸狩温泉スキー場のゲレンデマップ
一般客やファミリー層に向けてゲレンデや飲食施設を一新し、日本最長となるモーグルバーンの新設や、長野初上陸となる焼肉店「焼肉ジャンボ」プロデュース店のオープンなど、注目のコンテンツが目白押しだ。
■新しくなった「戸狩温泉スキー場」の見どころをチェック
長野と新潟の県境、関田山脈のふもとに位置する戸狩温泉スキー場。人工雪を一切使用しない100%天然のパウダースノーと、眼下に広がる雲海の絶景が魅力だ。車で豊田飯山ICから約25分、JR飯山駅からシャトルバスで約20分とアクセス良好で、長年にわたりスキー愛好家に親しまれてきた。
“地域共生モデル”を掲げる今回のリニューアルの目玉は、全長300メートルを超える日本最大規模の本格モーグルバーン。SAJ(公益財団法人 全日本スキー連盟)公認モーグル大会も開催可能なテクニカルな斜面は、プレーを極めたい上級者にとって最適な環境となる。
また、ジャンプやジブ、ハーフパイプなどを備えた「フリースタイルパーク」も新登場し、レベルに合わせて自由にプレーできる。さらに、カービングを楽しみたいスキーヤーやスノーボーダーのために、日本では珍しい日中の圧雪作業(1日2回稼働)を実施(※)。最高のコンディションで大回りできる環境を提供する。
※天候により実施しない場合あり。
そして、 ゲレンデグルメも大幅にパワーアップ。注目は、12月27日(土)にオープンする「焼肉ドラゴン produced by ジャンボ」だ。都内の予約困難店「焼肉ジャンボ」がプロデュースする店は、今回が長野初上陸となる。
同店では、「焼肉ジャンボ」の名物である「野原焼き」や「和牛にぎり」など、東京の店舗と同じクオリティのメニューを再現。ランチタイムには、飯山市産の信州プレミアム和牛や地元野菜を使用した特別メニューも登場する。スキーブーツを脱ぎ、落ち着いた空間でスタミナチャージができるという、これまでのスキー場にはなかった贅沢な過ごし方ができそうだ。
すでに営業を開始している「中華そばつけ麺 一 -hajime-」も見逃せない。同店は東京・原宿の人気店で、3種の醤油をブレンドしたスープが特徴の「特製中華そば(醤油)」は必食。コク深いスープが冷えた体に染みわたる。
そのほか、山頂で絶景を見ながら本格エスプレッソやアップルパイが楽しめる「Sky Top Café」もオープン予定。
■リニューアルで利便性もアップ!
利便性の向上もリニューアルのポイントだ。ゲレンデ内のレストラン、温泉、レンタルショップなど、全施設で完全キャッシュレス制を導入。クレジットカードや電子決済で手軽に支払いできるようになったが、現金は使えないため要注意。
プレー後は、ゲレンデに隣接する温泉施設「暁の湯」に行くのがおすすめ。名物の露天風呂では、信州の山々が一望できる。脱衣所もリニューアルされ、ロッカーや洗面台などがより使いやすくなり、スキーやスノーボード後でもスムーズに身支度ができるよう配慮された空間に。
なお、2026年シーズンからは、アジア初となる完全会員制スノーリゾート「The CLUB TOGARI」の開業や、長野オリンピック金メダリストの里谷多英さんがプロデュースするスキースクールの開校も予定されている。
この冬、進化を遂げたゲレンデと絶品グルメ、極上の露天風呂を体験しに、飯山に足を運んでみてはいかがだろうか。
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