映画監督・林海象さん原作の人気ハードボイルドシリーズを舞台化した『私立探偵 濱マイク』が、ついに完結編を迎える。第3弾となる『-罠- THE TRAP』が2026年2月28日(土)より東京・サンシャイン劇場を皮切りに、大阪・愛知で上演されることが決定した。主演の佐藤流司さんをはじめ、新たに福井巴也さん(UNiFY)、川上千尋さん(NMB48)、元宝塚の野々花ひまりさんらが豪華キャストが集結。映画公開30周年の節目に贈る、シリーズ最終章の幕が上がる。
【写真】各キャストのキャラクタービジュアルを見る
■5年越しのシリーズ完結!佐藤流司が語る「有終の美」への想い
2021年の朗読劇から始まり、これまで2作品の舞台化を経てきた『私立探偵 濱マイク』シリーズ。主演の佐藤流司さんは「5年近く携わってきたこのシリーズがいよいよ完結編となるので、しっかり有終の美を飾りたい」と、特別な想いを語る。
ハードボイルドな世界観と、少しレトロな時代背景が魅力の本作。佐藤さんは「濱マイクは、自分が考えるかっこいい人物像にすごく合致していて、(脚本・演出担当の)西田さんが作りだす演出や絵作りの美しさなどの世界観ととてもマッチする」と、作品への愛情を込める。
■福井巴也&川上千尋が参戦!新旧メンバーが織りなす完結編
今作で特に注目なのが、新たに参加する豪華キャスト陣だ。
エリート刑事・神津役を演じる福井巴也さん(UNiFY)は、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズでも活躍する実力派。「映画30周年の年に舞台『濱マイク』の世界に参加できることが決まった時とてもうれしかった。神津は物語の鍵を握る人物の1人」と、重要な役どころへの意気込みを見せる。
マイクの恋人・百合子役の川上千尋さんは、2025年12月にNMB48を卒業する。卒業後初の舞台作品として本作を選んだ彼女は「長く愛され続ける理由が伝わる魅力的な作品。百合子のお茶目さや、時に見せる緊張感ある表情をどう表現していくか楽しみ」と、新たな挑戦への期待を語る。
さらに、元宝塚の野々花ひまりさんが女性工員・水月と影男の2役に挑戦。「映画では別々の俳優さんが演じられていますが、その二つの役を私が一人で担うことのおもしろさや深さを大切にしたい」と、難役への挑戦に意欲を燃やす。
シリーズを支えてきた継続キャストも健在だ。星野役の矢部昌暉さん(DISH//)は「ついにファイナルまで来たかと感慨深い。ひとえに応援してくださるお客様のおかげ」と、ファンへの感謝を込める。濱茜役の小泉萌香さんは「濱茜を演じられるのは最後になってしまうのでしょうか…寂しい気持ちもありますが、一生懸命お兄ちゃんを支えられるように頑張りたい」と、兄妹の絆への想いを込める。
中山刑事役のなだぎ武さんは「実は前回ちょっとだけやんちゃをしてしまった箇所があったので、完結編で降板にならないかドキドキしてました」と、ユーモアを交えながらも「横浜の独特な泥臭さやスタイリッシュさをエネルギッシュ且つ嫌らしく表現したい」と役への深い理解を示す。
■物語の鍵を握る「罠」とは?原作者・林海象も期待
完結編となる今作は、私立探偵・濱マイクと恋人・百合子の幸せな日々から一転、危機的状況へと急展開する。百合子が黒い仮面の影男に襲われ、連続毒物殺人事件に巻き込まれていく。犯人を追うマイクだが、なんと自身が容疑者にされてしまう。相棒・星野の手引きで身を隠しながら捜査を続行し、やがて謎の女・水月と、彼女が溺愛するミッキーの存在が浮かび上がる。誘拐された百合子を救うため奔走するマイクだが、事件の背後には想像を超えた「悪魔の計画」が隠されていた――。
原作者の林海象さんは「映画の中でしか表現できなかった謎が、どのように舞台に置き換えられるのか?それが本公演の最大の見どころ」と、舞台版ならではの演出に期待を寄せる。脚本・演出の西田大輔さんも「謎多き作品でもあり、舞台化として、どのように物語が折り重なっていくのか、どうぞその眼でお確かめください」とメッセージを送る。
■チケット情報をチェック!オフィシャル先行は12月25日スタート
【公演スケジュール】
東京公演:2026年2月28日(土)~3月8日(日) サンシャイン劇場
大阪公演:2026年3月14日(土)~15日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
愛知公演:2026年3月20日(祝) COMTEC PORTBASE
【チケット料金】
全席指定(特典付) 1万3500円/全席指定 1万500円
※特典はアクリルチャーム5種付きキーホルダー
【チケット販売】
オフィシャルHP先行(抽選):2025年12月25日(木) 18時~2026年1月5日(月) 23時59分
一般発売(先着):2026年1月31日(土) 10時~
映画公開から30年の節目に贈る、舞台版シリーズの集大成。豪華キャスト陣が織りなすハードボイルドな世界を、ぜひ劇場で体感してほしい。
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
(C)林海象/舞台『私立探偵濱マイク』製作委員会2026
【関連記事】
・
佐藤流司「20代のころは少し生き急ぎすぎていたのかも」30代での次なる挑戦について語る
・
「自分は主人公タイプではない」2.5次元俳優・佐藤流司インタビュー<前編>
・
「芸能活動前のバンドは黒歴史」2.5次元俳優・佐藤流司インタビュー<後編>
・
舞台「刀剣乱舞」禺伝 矛盾源氏物語、七海ひろき、彩凪翔ら続投で2026年2月再演!オフィシャル先行受付は12月24日から
・
舞台『呪術廻戦 懐玉・玉折編』開幕&舞台写真14点解禁!“五条悟”三浦涼介「押し潰されそうな思い」、“伏黒甚爾”久保田悠来の肉体美も話題に