アカデミー賞作品賞にもノミネートされた『パスト ライブス/再会』のA24製作、セリーヌ・ソン監督最新作『Materialists(原題)』の邦題が『マテリアリスト 結婚の条件』に決定。2026年初夏の公開が決定した。
【写真を見る】ハート型のケーキの4分の1が取り分けられた本国ティザービジュアル
婚活も日々進化を遂げる、最先端の街ニューヨーク。クライアントの理想や条件をマッチングさせ、ベストパートナーを見つけだす結婚相談所が大流行。そんな現代の婚活市場を舞台に、大人気のマッチメーカーが、結婚相手として最高なリッチで優しい彼と、大好きだった売れない俳優の元恋人との間で揺れる姿を描く。
監督、脚本は、『パスト ライブス/再会』で世界中を魅了したソン。主演は『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(15)でスターの座を獲得したダコタ・ジョンソン。共演「キャプテン・アメリカ」シリーズのクリス・エヴァンス、『エディントンへようこそ』(公開中)のペドロ・パスカル。本作は、2025年6月に全米で公開し、初週第3位の大ヒット、世界各国でも公開され世界興行収入では、アカデミー賞作品賞受賞作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(23)、初週全米No.1大ヒットの『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(23)に続くA24製作作品歴代3位の成績を記録している。
ジョンソンが演じるのは、ニューヨークの結婚相談所でマッチメーカーとして働くルーシー。彼女はクライアントの高い理想や細かい条件をマッチングさせる婚活のプロ。しかし、彼女自身は“恋愛”を感情だけでなく“資産価値”でも冷静に判断するマテリアリスト(=物質主義者)で、仕事一筋で独女を貫いている。ルーシーの元恋人で、バイトをしながら夢を追い続ける売れない俳優のジョンにエヴァンス、彼女が出会うリッチで優しい投資家ハリーにはパスカルがそれぞれ扮し、理想と現実に揺れる三角関係が映しだされる。婚活のプロでもあるルーシーの結婚の条件とは?そして、意外な人生の選択とは?
『パスト ライブス/再会』で高い評価を得たA24とソン監督が、現代的なテーマを兼ね備えた新たなロマンティック・ラブストーリーを誕生。全編35ミリフィルムで撮影された美しい映像と、洗練されたファッションにも注目が集まっている。
気鋭のスタッフ&キャストで、現代の婚活市場と男女の三角関係を描く『マテリアリスト 結婚の条件』。今後の続報にも注目だ。
文/サンクレイオ翼
【関連記事】
・
『シビル・ウォー』『ヘレディタリー』に次ぐ好発進!A24発のロマコメ『The Materialists』ヒットの秘訣は、ユニークなマーケティング戦略にあり?
・
A24と『パスト ライブス/再会』セリーヌ・ソン監督が再タッグ!『Materialists』でダコタ・ジョンソン、クリス・エヴァンス、ペドロ・パスカル共演
・
令和ロマン・くるま、“ヘソン完全再現”で爆笑トーク!「やいのやいの言いながら観たい」A24特別上映『パスト ライブス/再会』を全力で語る
・
黒澤明の影響に小栗旬へのラブコールまで!『パスト ライブス/再会』セリーヌ・ソン監督が明かす、映画体験と演出術
・
『パスト ライブス/再会』グレタ・リーにインタビュー「静ひつな演技で愛や運命を表現できれば、時間の流れという概念も伝わる」