MINGYU、兵役中のメンバーを想って「今いないメンバーに会いたかった」<SEVENTEEN WORLD TOUR [NEW_] IN JAPANレポート>

「SEVENTEEN WORLD TOUR [NEW_] IN JAPAN」が東京ドームで開催/ (P)&(C) PLEDIS Entertainment

MINGYU、兵役中のメンバーを想って「今いないメンバーに会いたかった」<SEVENTEEN WORLD TOUR [NEW_] IN JAPANレポート>

12月24日(水) 16:30

 「SEVENTEEN WORLD TOUR [NEW_] IN JAPAN」が東京ドームで開催
【写真】ステージに立つSEVENTEEN、センターのJUNは腕を組んで会場を見渡す

K-POPグループSEVENTEENの「SEVENTEEN WORLD TOUR [NEW_] IN JAPAN」が12月11日・12日に東京ドームで行われた。本公演は、「SEVENTEEN WORLD TOUR [NEW_]」として韓国・中国・アメリカを回ったツアーの日本公演。本ツアーは愛知・バンテリンドーム ナゴヤ、大阪・京セラドーム大阪、東京ドーム、福岡・PayPayドーム福岡で開催された。計10万人を動員したコンサートの中から12日の様子をリポートする。

■ボーカル・パフォーマンスチームのソロステージにファン歓喜

ステージ両サイドからスポーツカーが登場。JUNとMINGYUが下りてくると、会場からは悲鳴のような歓声が上がった。その他のメンバーもそれぞれの場所から次々現れ、メインステージに集合。最新アルバム「HAPPY BURSTDAY」の収録曲「HBD」でライブはスタートした。

2曲目、雷鳴とともに始まったのは同アルバムのタイトル曲「THUNDER」。特効あり、激しいダンスありのステージに揃ったかけ声で応えるCARAT(SEVENTEENのファンの呼称)。ラスト、バックスクリーンにTHE 8のアップが映し出され曲が終わると、会場からは再び悲鳴が上がった。

ライブ中盤ではボーカルチームの3人がソロ曲を披露。街をイメージしたセットとともに現れたのは、トップバッター・JOSHUA。「Fortunate Change」で高音の美声をドームに響かせた。続くDKは零れんばかりの笑顔でステージに登場。青とオレンジのライトに照らされながら「Happy virus」を歌い、タイトル通り“幸せ”をCARAT達に届けた。ボーカルチームラストは「Raindrops」を歌うSEUNGKWAN。前半は白いピアノで繊細に弾き語り、後半はメインステージ中央にひとり立ち熱唱。息を呑んで集中するCARATたちに、切なさを含んだ美声を届けた。

続くパフォーマンスチームのソロステージではMINGYUによる「Shake It Off」も。サングラスにロングコートという出で立ちで登場した彼がサングラスを触る度、コートに手をかける度に会場からは歓声が。すべての動きでCARATたちを虜にする、忘れられないステージになった。

■過去のジャパンライブを振り返り…「一緒に行きましょう!」と国立競技場への約束も

今年結成10周年のSEVENTEEN。MCでは過去に日本で行ったライブを振り返った。「オープニング、オートバイで登場したのは……」「多分2019年」「360度ステージでやったオープニングは……」「2018年です」とすぐに答えるメンバーたちの記憶力に驚くCARAT。「その時の夢は東京ドームに来ることでした。今、東京ドームに来ました!本当に最高!」とDINOが言うと、会場からは歓声と拍手が沸き起こった。

続いて「13人また集まったら日産に行かないとね」と言うS.COUPSの言葉から「それより大きいところは?」「国立競技場ですね」と国立競技場の名前が。その瞬間さらなる歓声と声援を届けるCARATたちに「行きたい!一緒に行きましょう!」と9人は新たな約束を結んだ。
 「SEVENTEEN WORLD TOUR [NEW_] IN JAPAN」


■不在のメンバーへの想いがあふれる瞬間も

アンコール、「A-Teen」ではトロッコに乗ってメンバーたちがCARATのそばへ。笑顔で手を振りながらコミュニケーションを楽しんだ。

そんな中、CARATが今いない4人のメンバーのうちわを持っていたのが見えたというMINGYU。「会いたいね」と4人への想いを吐露した。

MINGYUは最後の挨拶でも4人への気持ちを告白。「ライブ中、今いないメンバーに会いたかった。みなさんも会いたいでしょ?何年くらいかな?わからないけど待っててください」と語りかけた。他のメンバーも日本語を交えながら4人への気持ち、CARATへの感謝、これからのさらなる活躍を約束した。

■「もしもし」コールにフリースタイルダンス…ダブルアンコールまで全力のSEVENTEEN

「ここで終わったら残念ですよね?」と「Eyes on you」を披露した後もまだまだライブは終わらない。「CARATもしもしって言ってくれますか?」とメンバーの提案で、CARATの「もしもし」コールから始まったのは、日本デビュー曲「CALL CALL CALL!」。曲中、VERNONの「もしもし?」に割れんばかりの悲鳴が上ると、メンバーとCARATのテンションは再びMAXに。

曲を終えた後もムービングステージに集合。「丸くなったところからいく?」など入念に打ち合わせをして、再度曲中のダンスを披露した。さらにメンバーに煽られSEUNGKWANがひとりでフリースタイルバージョンをパフォーマンス。疲れ果てて座りこんでしまったSEUNGKWANにメンバーが「かましたね!」と称賛を送る一幕も見せるなど、終始楽しそうな9人。

再アンコール時も「今日は引っ込まないでそのままいっちゃいますか?」「時間が惜しいよね」と退場を省略するなど、最後まで全力でステージを作り上げた。
「SEVENTEEN WORLD TOUR [NEW_] IN JAPAN」


■SEVENTEEN WORLD TOUR [NEW_] IN JAPANセットリスト

1. HBD
2. THUNDER
3. Domino
4. Network Love(JOSHUA,JUN,THE 8,VERNON)
5. Trigger (DINO Solo)
6. Gemini (JUN Solo)
7. Shining Star (Vernon Solo)
8. SOS
9. F*ck My Life
10. LOVE, MONEY, FAME (feat. DJ Khaled)
11. Darl+ing
12. Fortunate Change (JOSHUA Solo)
13. Happy Virus (DK Solo)
14. Raindrops (SEUNGKWAN Solo)
15. Skyfall (THE 8 Solo)
16. Shake It Off (MINGYU Solo)
17. Jungle (S.COUPS Solo)
18. HOT
19. HIGHLIGHT -Japanese ver.-
20. ROCK
21. HIT
22. Rock with you -Japanese ver.-

アンコール
23. A-Teen
24. 9-Teen
25. ひとりじゃない
26. あいのちから
27. Eyes on you
28. VERY NICE 他ランダム歌唱


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