【漫画】本編を読む
ヒーローは必ず正義なのか!?正義のヒーローが活躍する世の中。SNSではヒーローを崇める書き込みで溢れ、異議を唱える者は非国民扱い。そんななか、「イーッ!!」という掛け声でお馴染みの“悪の組織”は絶滅危惧種となっていた…。
本作「ヒーローアンチ」の作者は、初めて描いた創作漫画「陰キャ王子と高嶺の華子さん」が“pixivコミック編集員のオススメ”に抜粋されたり、“今週の注目漫画16選”に選出された杉岡ケイ(@kei_sugioka)さん。一般企業で働くかたわら、先述した漫画作品が某出版社の編集者の目に止まって担当編集としてつくこととなり、最近では「DLsite comipo」にて「ボクと消しゴムの精霊」を絶賛配信している新進気鋭の漫画家だ。「ボクと消しゴムの精霊」は読み切り漫画で、失恋して自殺しようとしていた主人公のもとに「初恋の人の消しゴムの精霊」がやってくる…というピュアで奇妙なラブストーリー!そんな“だいぶヤバめ”な設定の漫画を見事に描き切る杉岡さんに本作「ヒーローアンチ」について話を聞いてみた。
■"正義とは何か"をテーマに掲げた話題作!
「30歳を過ぎ、趣味での活動ではなく、漫画家として第2の人生に挑戦しよう。そう覚悟して描いた作品がこの『ヒーローアンチ』です」と話してくれたのは作者・杉岡ケイさん。初めての創作漫画「陰キャ王子と高嶺の華子さん」のあとに描くことになった本作について「右も左もわからない状態から漫画制作におけるさまざまなことを担当さんに教えていただきました」と当時の状況を振り返る。
もともとはもっと早く担当編集から声がかかっていたものの、育休から復帰したばかりということもあり、実際に制作に取り掛かれたのはそれから1年後のこと。杉岡さんは「70ページ超えのネームと超長文の謝罪を引っさげて連絡したのですが、担当さんからは『全然いいっすよ(笑)。つかネーム長すぎて読む気になれません(笑)』と軽ーく返されて。当時は泣きそうになりました」と、勇気を出した連絡への返答が意外にあっさりだったこと、そして結局その大作のネームが没になったことを教えてくれた。
本作「ヒーローアンチ」について「技術的にはあまりにも拙い作品ですが、自分の創作漫画の中で1番評価を得ているのも事実。おもしろい漫画とは、売れる漫画とは何なのか?この作品が今後の自分の創作活動のヒントになりそうだなあと感じています」と語る杉岡さん。
しっかりとしたストーリー構成と、思わず感情移入してしまう力強い作画が魅力的な本作をぜひ一度読んでみてはいかがだろうか。
取材協力:杉岡ケイ(@kei_sugioka)
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