空を悠々と舞い、食べ物をさらうトンビ。怖いイメージがありますよね。でも、その知恵は想像以上かも……!
\奥が深くて面白い『鳥の世界』/
公園や街中で見かける鳥たち。実はその暮らしには驚きのヒミツがいっぱい!
書籍『眠れなくなるほど面白い 図解 鳥の話』(日本文芸社)では、さまざまな環境で生きる鳥たちの生態や能力、意外な関係性までを、図やイラストでわかりやすく解説しています。
今回は、
狩りをする鳥の中でも、驚きの知恵を持つトビ
について、一部抜粋してお届けします。
空飛ぶ放火魔? 火を使って狩りをするトビがいる
※画像はイメージです
謎の山火事の犯人は?
トビはタカ科に属する鳥です。世界各地に分布し、日本でも広い範囲でその姿を見ることができます。
食性は腐肉食。動物の死骸や、ときには人間の出したゴミもあさるため、カラスとエサ場が重なることもあります。一方、ヘビやカエル、ネズミなどの生きた小動物も捕食します。トビは
大空を飛翔しながら人間の10倍ともいわれる優れた視力で獲物を見つけると、急降下してこれを捕獲する
のです。
オーストラリアで、同地にすむ3種類の猛禽類が火を使った狩りを行うという報告がありました。トビもそのうちの1種で、彼らが
山火事の現場から火のついた枝を持ち去り、乾燥した場所に落として火事を起こす
様子が認められたのです。火の中から逃げ出す昆虫や小動物を狩るのがその目的です。
古来、オーストラリアには火を運ぶ鳥の言い伝えがあるそう
。乾燥した気候で火災の起きやすい土地でもあり、そこにすむ一部の猛禽類が、火から逃げる動物の習性を利用した狩猟法を思いついたとしても不思議ではないでしょう。原因不明の山火事のいくつかは、トビが関与しているかもしれません。火を道具として使うのは、必ずしも人間の専売特許というわけではないのです。
トビはこんな鳥
火事を起こして獲物をおびき出す
オーストラリアでは、トビが火事の現場から火のついた枝を持ち去り、それを乾燥した場所に落として火を広げる様子が観察されています。火から逃げ出す小動物を狙うのが目的。
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この続きは、是非書籍でご覧ください。
※本記事は、『眠れなくなるほど面白い 図解 鳥の話』<著:小宮 輝之/日本文芸社>より抜粋・再編集して作成しました。
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