【写真】横浜流星“蔦重”、恋のライバルと並び立つ横浜流星が主演を務め、12月14日に最終回を迎えた大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の視聴人数、タイムシフト視聴率と総合視聴率がNHKより発表。NHKプラスで配信した歴代大河ドラマで最多視聴数を記録したことがわかった。また、放送終了にあたり、制作統括プロデューサーのコメントも寄せられた。
■横浜流星主演「べらぼう」、NHKプラス配信の歴代大河ドラマで最多視聴数を記録
NHKでは、「べらぼう」と歴代大河ドラマの全話平均視聴UB数(ユニーク・ブラウザ)を比較。その結果、「べらぼう」の平均視聴UB数が38.6万となり、歴代大河ドラマで最多視聴数となった。
今回の集計は「べらぼう」は第1回から第36回:9月21日放送分までの旧NHKプラスのデータを使用。37回〜最終回までの数字は含まれず、歴代の大河ドラマは2020年4月以降のNHKプラスで配信されたタイトルごとに全話平均視聴UB数を元に比較された。
■制作統括/藤並英樹チーフ・プロデューサーコメント
一年間、大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」をご覧いただき誠にありがとうございます。放送100年の節目に日本のポップカルチャーの礎を築き「江戸のメディア王」と呼ばれた蔦屋重三郎の人生と向き合った日々は作り手としては刺激的でした。
また大河ドラマで初めて18世紀後半の江戸時代を舞台にして、「時代劇」の面白さ豊かさをお届けできたらと思いながら作ってきましたが、いかがでしたでしょうか。視聴者みなさんの応援に支えられ、またキャラクターひとりひとりへの愛情に支えられ、「べらぼう」という壮大な物語を紡ぐことができました。ありがとうございます。
蔦重が生み出した黄表紙や浮世絵のように、「べらぼう」も長く皆さんの心に残る番組になれましたら嬉しい限りです。ありがた山の寒がらすでした!
■数々の浮世絵師らを世に送り出した“江戸のメディア王”の波乱の生涯を描く
森下佳子氏が脚本を務める本作は、18世紀半ば、町民文化が花開き大都市へと発展した江戸を舞台に、“江戸のメディア王”にまで成り上がった“蔦重”こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯を描く痛快エンターテイメントドラマ。
蔦重はその人生の中で喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見い出し、また日本史上最大の謎の一つといわれる“東洲斎写楽”を世に送り出すことになる。
美人画が大評判となる喜多川歌麿役で染谷将太、蔦重の妻・てい役で橋本愛らが出演。語りを綾瀬はるかが務めた。
12月29日(月)には、大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の総集編が放送される他、12月14日に開催された最終回のパブリックビューイングの模様も放送される。
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