「みんなしてるから結婚したい」は本音か?自分自身の悩みから生まれた、婚活のリアルを暴く問題作【作者に聞く】

「『女はおごられて当然』と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話」/コニシ ナツコ(@natsukoni81)

「みんなしてるから結婚したい」は本音か?自分自身の悩みから生まれた、婚活のリアルを暴く問題作【作者に聞く】

12月23日(火) 9:31

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「なんで結婚したいの?」婚活女に友人の芯を食った言葉が刺さる!!
【漫画】本編を読む

婚活中にマッチングアプリで、年下男子のこうきと出会ったアラサー女子のアイコ。見た目もよく、大手IT企業に勤める彼に好印象を抱いたのもつかの間、食事の場での「1円単位のワリカン」という現実に直面し、衝撃を受ける。おごられて当然という価値観を持つ“昭和女子”と、合理性を重んじる“理系男子”。一見相容れない二人の姿を描いた漫画「『女はおごられて当然』と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話」が、いま大きな反響を呼んでいる。


■「おごられる=大事にされている」という錯覚
婚活中のアイコと既婚者のきよちゃんの「結婚」に対する考え方の違いもおもしろい
結婚したいアイコに「なんで結婚したいの?」と尋ねるきよちゃん
「私だけ自分がない?」不安になるアイコだったが…

作者のコニシ ナツコさんは、本作のなかで最も気に入っているシーンとして、アイコとこうきの対決を挙げる。

「女の子はお金を出してもらえると大事にされているなと感じる」と主張するアイコに対し、こうきは「それ対等じゃなくないですか?」と冷静に切り返す。潜在意識のなかで「男性と自分は対等ではない」と思い込んできたアイコにとって、この言葉は自身の価値観を疑う大きなきっかけとなった。

■社会の問題ではなく、自身の経験から生まれたリアル
割り勘論争を発端に、本作は結婚観、金銭感覚、そして年齢との戦いといった現代の男女が直面する問題を鋭く突いている。しかし、コニシさんは当初から社会問題を盛り込もうと意識していたわけではない。自身の経験や悩みを作品作りのきっかけにしていった結果、多くの人が抱える社会的な課題に通じる内容になったのだと明かす。

キャラクターへの感情移入については、コニシさん自身は「断然アイコ派」である。しかし、客観的に見るとアイコに対してイライラしてしまう部分もあり、一方で理屈が通らないと物事を進められないこうきの考え方にも、一理あると感じている。

■固定観念を覆したとき、本当の恋が始まる
「こんな男は絶対に嫌だ」と拒絶していたアイコが、これまでの固定観念を覆すこうきの言動に触れ、いつしか惹かれ始めていく。その変化の過程は、同じように古い価値観に縛られている読者の心をも解きほぐしていく。

周りがしているから結婚したいのか、それとも自分にとってよいパートナーが欲しいのか。独自の価値観を持つ登場人物たちの姿を通して、婚活の本当の意味を問い直す本作。自分自身の価値観をアップデートしたいと感じたとき、ぜひ一度手に取ってほしい一冊だ。


取材協力:コニシ ナツコ(@natsukoni81)

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