マーゴット・ロビーの製作・主演で、エミリー・ブロンテの世紀のベストセラーを映画化する「嵐が丘」の公開日が2月27日に決定、本予告と本ビジュアルが披露された。
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【動画】マーゴット・ロビー製作・主演「嵐が丘」本予告
原作は、エミリー・ブロンテ生涯唯一の作品となった世紀のベストセラー小説「嵐が丘(Wuthering Heights)」(1847年刊)。世界で最も知られた作品のひとつとして、今日に至るまで多くの国で翻訳出版され数多く舞台化、映像化されている。
物語の舞台はイギリス北部ヨークシャー。荒涼とした嵐が丘にある屋敷アーンショウ家の美しい令嬢キャサリン(マーゴット・ロビー)と、屋敷に引き取られた孤児ヒースクリフ(ジェイコブ・エロルディ)は、身分が違いながらも互いを求め激しく惹かれ愛し合う。だが永遠を誓った愛は、やがてすべてを破壊する狂気の復讐へと変貌をとげ、多くの悲劇を巻き起こすことになっていく…。監督は「プロミシング・ヤング・ウーマン」でイギリス人女性監督として史上初となるアカデミー賞脚本賞を受賞したエメラルド・フェネル。共演にジェイコブ・エロルディ。
予告編では、イギリス・ヨークシャーの広大な大地を背景に、身分の違いを越え、幼少期より心惹かれあうキャサリンとヒースクリフが描かれる。“無邪気”に微笑みあう二人のカット、そして大人の階段を上るにつれ、「もしお金持ちになったら何したい?」と、希望に溢れた未来を語り合う二人。キャサリンの元を一時去ったヒースクリフが、“大人の男”として容姿を整え、あたかも王子様のように再び登場する印象的なシーン。ますます惹かれあい、愛を深めていく二人と、それを止めようとする周りの人間たち。「キスしよう。二人の運命がどうなろうとも」のセリフで終わる。この二人の運命に待ち受ける未来を期待させる仕上がりだ。
さらに、本作をエモーショナルにしているのは、世界的ポップアイコンとして圧倒的な存在感を放つチャーリーXCXの参加だ。今回、チャーリーXCXが映画全体の音楽世界を包括的に手がけ、物語に宿る激しさと儚さを鮮烈な情感で描き出した。
脚本を読んだ瞬間に強い衝動が生まれたと語る彼女は、 「脚本を読んで、すぐにインスピレーションが湧いてきて、この世界観に寄り添う楽曲を1曲ではなく、複数作り始めたの。前作のアルバム制作で深く潜っていたところだったから、まったく新しい、真逆の世界へ飛び込めることにワクワクしたわ。『Wuthering Heights』と聞いて思い浮かぶのは、情熱と痛み、イングランド、荒野、泥と寒さ、そして執念と強さだった」と、その制作背景を明かす。「Can’t breathe without you / あなたがここにいないと息もできない」と歌う、本予告にも使用されている劇中歌「Chains of Love」は、理性では抗えない “究極の愛”というテーマをエモーショナルに表現している。
映画「嵐が丘」は2026年2月27日公開。
【作品情報】
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嵐が丘
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