人身事故はクレームの嵐!「駅員が命がけで救え!?」クレーム対応中の心ない言葉に荒む駅員の心【作者インタビュー】

駅員だって人間なのに、そんなことを言われても…/画像提供:ザバックさん

人身事故はクレームの嵐!「駅員が命がけで救え!?」クレーム対応中の心ない言葉に荒む駅員の心【作者インタビュー】

12月20日(土) 11:00

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駅員に言っても仕方ないこと
【漫画】本編を読む→人身事故にクレーム…だと?

2025年も残りわずか。「年末の人気漫画振り返り」と題し、特に反響の大きかった話題作をピックアップ!

駅員経験のあるザバック(@theback_blog)さんは、X(旧Twitter)やブログにて駅員を主人公にした漫画などを中心に公開している話題の漫画家。駅員のあるあるをテーマに描き、駅員の日常が垣間見えるような作品がそろう。

今回は過去にウォーカープラスで紹介した「100日後に辞める駅員さん」の中から人身事故の発生でクレームをもらうエピソード漫画を紹介するとともに、著者に人身事故が発生したときのクレームについても話を聞いた。

■人身事故のクレーム→「駅員が命がけで救え!?」
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本作「100日後に辞める駅員さん」は元駅員でもある作者・ザバックさんの実体験をもとに描かれている。

ある日、ペン助は上司から人身事故が発生したことを聞いて、大急ぎで改札に行き、お客さんに「大変申し訳ございません。現在人身事故で電車が動いてなくて…」と人身事故の案内をしていた。すると、1人の男性客に話しかけられ、「お前らが命がけで飛び降りて助けるべきだろ!」と驚きのクレームを受ける!しかし、同じ案内をしても別のお客さんからは「仕方ない。駅員さん大変だけど頑張ってね」と優しい言葉をかけてもらったのである。たまに優しいお客さんが現れると、その人が神様のように感じられるペン助だった。

実際に人身事故が起こったときは「もちろんクレームの嵐です」とザバックさんは言いつつも「でも、人身事故は駅員や会社が原因じゃないことをわかってくれる人が多いです。偏見かもしれませんが、若い人ほど理解してくれることが多いですね。駅員に文句を言ってもどうしようもないことをわかってくれていると思います」と理解ある人も多く居るようだ。

理不尽なクレームに日々対応している駅員さんの気持ちを考えさせられる本作、ぜひ読んでみてほしい。

取材協力:ザバック(@theback_blog)

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