12月19日(金) 9:00
ふるさと納税は、寄付先を自由に選べるだけでなく、寄付に対するお礼として地域の特産品などが届くのが特徴です。お礼品には、毎日の食卓に役立つお米やお肉のほか、スイーツやフルーツ、キッチン用品、旅行体験など、さまざまな種類があります。
家族で話しながら、「今月は何を頼もうか?」「次はこの県にしてみよう」と会話が広がるのも、ふるさと納税ならではの魅力です。子どもに地元の名産品や日本各地の魅力を知ってもらうきっかけにもなりますし、日常の中で自然に「地域貢献」について話す時間が生まれるのもメリットです。
ふるさと納税を家族で取り組む際に、意識したいポイントを3つご紹介します。
・ジャンルごとに話し合って決める
食品、日用品、旅行体験など、ジャンルごとに「誰が選ぶか」を決めると、参加のきっかけがつかみやすくなります。たとえば、お米やお肉は親が、スイーツやフルーツは子どもが選ぶといった工夫もおすすめです。
・到着時の開封タイムをイベントにする
お礼品が届いたら、家族で一緒に開封する時間を作ると盛り上がるかもしれません。箱を開けるワクワク感を共有することで、制度自体への関心も高まり、寄付先の地域への親しみも感じられるようになります。
・地図やスマホで「寄付先の地域」を調べてみる
お礼品を選んだ自治体がどこにあるのかを、地図で調べてみたり、観光地や名産品について調べてみたりするのもおすすめです。家族で会話をしながら地域に関心を持つことで、ふるさと納税の目的にもつながります。
ふるさと納税は楽しさもありますが、制度を活用する上では「控除上限額」を意識することも忘れてはいけません。年収や家族構成によって、控除される金額には上限があります。これを超えて寄付をすると、控除されない金額が自己負担になる可能性があります。
そのため、事前にシミュレーションを行い、寄付できる目安額を把握したうえで利用することが大切です。また、お礼品の中には数量限定のものや、発送まで時間がかかるものもあるため、必要な時期や家族のスケジュールを考慮して選ぶようにしましょう。
ふるさと納税は、「お礼品を受け取るための制度」と誤解されることもありますが、本来の目的は、応援したい地域や自治体に寄付という形で貢献することにあります。
例えば、子育て支援、医療体制の整備、農業や漁業の活性化など、寄付金の使い道を自分で選ぶことができるのも特徴の一つです。日常生活では関わる機会が少ない地域にも、自分の意思で支援できる点が、多くの人に支持されている理由です。
家族でお礼品を選ぶ際も、「このお肉はどこの地域から届くのかな?」「この市はどんな取り組みをしているのかな?」といった視点を持つことで、制度の本質である地域とのつながりを感じながら楽しむことができます。
ふるさと納税は、節約や制度の仕組みだけに目を向けるのではなく、「地域を知る」「家族で会話を楽しむ」ことにもつながる、豊かな体験型の制度です。日々の暮らしに少しゆとりを加える時間として、家族みんなでお礼品を選ぶ時間を作ってみてはいかがでしょうか。
地域に思いを寄せる寄付が、きっと家族の会話を広げてくれるはずです。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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