2025年1~10月、女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとにtop5まで紹介します。こちらは、「子育て」ジャンルの人気記事です。(初公開日は4月2日記事は取材時の状況です)
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「デリカシーがなさすぎますし、シンプルに気持ち悪かったです。もう二度と、義父と息子をふたりっきりにしたくない」
そう話す山田明美さん(仮名・33歳)は、1歳の息子さんを持つママ。
義父との間にわだかまりが生まれたのは、息子さんが生後3ヶ月になった頃。夫の実家を訪れた時、義父の“トンデモな行動”に仰天したのです。
マッチング婚から2年後に待望の第一子を出産
明美さんは、4年前に同い年の男性とマッチング婚。結婚から2年後、待望の我が子を授かりました。
「ドラマなどの影響から、出産はとにかく痛いものだと思っていたので出産前は恐怖でいっぱいでした。でも、いざ出産となったら、『やるしかない』と覚悟を決められた。我ながら、女って強いなと思いました」
予定日から2日過ぎたものの、明美さんは無事に男の子を出産。出産後、夫は「頑張ってくれてありがとう」という言葉をかけてくれたそう。優しさに触れた明美さんは、この人と結婚してよかった、と改めて幸せを噛みしめました。
「入院中は、夫の両親が来てくれました。私はもともと義母と仲が良かったので、お義母さんの喜ぶ顔を見られたことも嬉しかったです」
産後に助けられた義母の優しさ
明美さんは実の両親との関係性が良好ではなかったため、産後に里帰りはせず、産休を使いながら自宅で育児をしていました。
そんな時、支えてくれたのは20分ほどの距離に住む義母。
「ボロボロの状態だった産後1か月間、お義母さんはこまめに私を気にかけてくれ、食事を持ってきてくれたり、家事をしてくれたりして……。あのサポートがあったから、乗り越えられたと思っています」
産後はホルモンバランスが乱れて精神状態が不安定になり、子どもを守ろうとする気持ちが強くなる「ガルガル期」がある女性も多いといいます。
義母はそうした明美さんの気持ちも理解した上で、身の回りのケアを行ってくれたため、安心することができたのだそうです。
そして、産後3か月ほど経った頃、義母から「気分転換に週末、うちでご飯でも食べない?」という連絡が。ワンオペ育児のストレスが溜まっていた明美さんは義母からの誘いに応じ、週末に夫と共に、夫の実家を訪ねました。
トイレから戻ったら義父が“トンデモ行動”をしていた!
この頃、明美さんの「ガルガル期」は少し落ち着いていたそう。夫や信頼している義母がいたことからトイレに行く少しの間、布団に息子さんを寝かせ、その場を離れました。
しかし、トイレから戻ると布団の上に息子さんの姿がありません。誰か抱っこでもしているのだろうか……。そう思い、あたりを見回すも義母は料理中で、夫はスマホゲームに夢中。明美さんはプチパニックになり、家の中を探し回りました。
すると、家族がいるリビングダイニングに隣接する和室に息子さんを抱く義父の姿が。一安心し、2人に近づこうとした時、明美さんは“トンデモな光景“に鳥肌が立ちました。
「義父は、自分の乳首を息子に吸わせていました。この人は何をしてるんだ……と頭が真っ白になりました」
混乱した明美さんが何も話せずにいると、義父は笑いながら「この子の顔見てたら、うちの息子の小さな頃を思い出しちゃって。妻が授乳できるのが羨ましくて、俺も息子にもこうやって授乳の真似事してたことあったんだよ」と衝撃の告白。
悪気はない。そう分かったものの、感じた“気持ち悪さ”は消えませんでした。
「義父には義父の考えがあるだろうし、性的な目で息子のことを見ていないようには感じたので、その場では何も言えませんでしたが、私の倫理観ではNGな行為。この日以降、夫の実家へ行けなくなりました」
義父のトンデモな行動を義母や夫は知っているのだろうか。知らないなら、打ち明けたほうがいいのだろうか。そう悩みながら、明美さんは義理の両親との付き合いを考えています。
「あんなによくしてくれた義母と少しギクシャクしてしまっているのがつらい。今更感はありますが、まずは夫に相談してみようと思います」
取材後、そんな決意を固めた明美さん。彼女が抱えるモヤモヤは、一体どんな形で決着するのでしょうか。
<取材・文/古川諭香>
【古川諭香】
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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