発達障害ではないが“グレーゾーン”「自分だけうまくいかないのはなぜ?」生きづらさは努力不足じゃなかった!【作者に聞く】

生きづらさは努力不足じゃなかった!/(C)Kuromitsu, Yasuaki Hayashi 2023

発達障害ではないが“グレーゾーン”「自分だけうまくいかないのはなぜ?」生きづらさは努力不足じゃなかった!【作者に聞く】

12月18日(木) 15:00

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みんなができることが、なぜ自分にはできないのか
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自身の体験をSNSで発信する漫画家のクロミツ(@kuromitsu1510)さん。初の書籍『灰低カタルシス グレーゾーンダイアリー』が発売中だ。

この漫画は、自身の特性から「甘え」「怠慢」「努力不足」とレッテルを貼られ、“生きづらさ”を感じていたクロミツさんが、ある日、「発達障害グレーゾーン」の特性があると言われ、生き方が変わっていく話。自身の特性をどう理解し、どう向き合ってきたのか…?本作を描いた理由をクロミツさんに聞いた。

■発達障害グレーゾーンを知って、ようやく始まった自己理解
灰低カタルシスグレーゾーンダイアリー (6)

灰低カタルシスグレーゾーンダイアリー (7)

灰低カタルシスグレーゾーンダイアリー (8)

自身の体験をもとに描いた漫画「灰低カタルシス グレーゾーンダイアリー」が多くの反響を呼ぶこととなった作者のクロミツさん。本作は、長年感じていた自分自身の違和感の正体が"発達障害ではないけれど発達障害の傾向にある"という、いわゆる「発達障害グレーゾーン」であることを医師から告げられ、そこから始まるさまざまな奮闘を描いた作品だ。

書籍化についてクロミツさんは「書籍化は昔からの夢だったので素直にうれしいです。ただ、うれしいだけじゃなく緊張もしています」と率直な心境を明かす。SNSに投稿していた当初から書籍化出来ればいいなと思っていたものの、「今の時代では難しいかなとも思っていました」と、半ば諦めにも近い気持ちだったという。作中には、就職先で毎日上司に叱責され、同期との差をつけられた末に会社を去ることになった過去も描かれており、「30年ほど前の出来事ですが、今でも思い出すと苦しいです」と、その苦い記憶は今も色濃く残っているようだ。それでも描き続けた理由については、「漫画を読んだ方に共感してもらえると『苦しいのは自分だけじゃない』と実感できるから」だと語る。

クロミツさんが本書を通して知ってほしいことは、「生きづらさを抱えて悩んでいる人に対して『弱い』や『甘え』の一言で片づけたがる人をたまに見かけますが、それはやめてほしい」という点だという。「悩み、苦しみながらも『自分に出来ることは何か…』を必死に模索している人間は確実に存在していると思います」と続けるクロミツさん。「灰低カタルシス グレーゾーンダイアリー」は、そうした発達障害グレーゾーンの声なき努力を静かにすくい上げる作品だ。

取材協力:クロミツ(@kuromitsu1510)

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