カン・ハヌル主演のクライムアクション「YADANG ヤダン」のキャラクター予告と新場面写真8点が公開された。
・
【動画】「YADANG ヤダン」“闇堕ち”キャラクター予告編
本作は、韓国に実在する情報と頭脳を武器に国家と裏社会を操る影の存在「ヤダン」の世界を描き、2025年上半期の韓国観客動員数第1位を記録したフィルム・ノワール。主人公である「ヤダン」のイ・ガンス役を演じたのは、「ミッドナイト・ランナー」「84m2」などのカン。出世欲の強い検事ク・グァニ役には、「破墓パミョ」「タクシー運転手約束は海を越えて」のユ・ヘジン。荒くれ者だが情に厚い刑事オ・サンジェ役をドラマシリーズ「夫婦の世界」のパク・ヘジュンが演じた。
麻薬犯罪者から情報を引き出し、司法取引を操る闇のブローカー「ヤダン」として暗躍するガンスは、出世のチャンスを狙う検事グァニに才能を見出され、タッグを組んで次々と検挙を成功させていく。しかし、ある麻薬摘発事件が国家と裏社会を巻き込む巨大な陰謀へと発展し、ヤダンは地獄の底に突き落とされる。
このほど公開されたキャラクター予告は、グァニやガンス、サンジェが正義を嘲笑い、自らの野心や欲望に囚われて“闇堕ち”していくを捉えたもの。冒頭で検事のグァニは、不当な罪で刑務所暮らしをしていたガンスに「ヤダンをやってみないか」「上を目指そう」と持ち掛け、裏社会の権力の闇に堕ちていく。一方、刑事から目をつけられているガンスは、麻薬犯罪者と警察、検察の橋渡し役“ヤダン”として意気揚々と裏社会でのし上がり、野心だけで突っ走る。刑事のサンジェは、激しい暴力も厭わない麻薬捜査界の“皇帝”だが、ヤダンの策略にハマり、追いかけていた麻薬売人の検挙をグァニ率いる検察に横取りされてしまい、次第に正義を見失っていく。
この3人がさらに闇に堕ちていくきっかけとなる人物が、大統領候補を父に持つチョ・フン(リュ・ギョンス)。麻薬におぼれ、常に高圧的で、父の権力を盾に検察も操る。さらに、フンに誘い込まれ、薬物犯罪に染まっていく女優オム・スジン(チェ・ウォンビン)は、刑事のサンジェに持ち掛けられ「おとり」をすることに。この選択が、ヤダンのガンス、検事のグァニも巻き込み、それぞれの生き残りをかけた逆襲劇の幕開けとなる。
新場面写真は、親しげに話をするヤダンのガンスと検事のグァニ、真剣な表情で対面するガンスと刑事のサンジェ、そして不敵に笑うフンや、刑事に捜査協力を頼まれる女優スジンなどを収めた8点。それぞれの思惑がどう絡み合っていくのか、物語の行方に期待が高まる。
「YADANG ヤダン」は、2026年1月9日から全国公開。
【作品情報】
・
YADANG ヤダン
【関連記事】
・
【フォトギャラリー】「YADANG ヤダン」新場面写真
・
権力闘争と騙し合い――カン・ハヌル主演のクライムアクション「YADANG ヤダン」1月9日公開決定【予告編あり】
・
カン・ハヌル主演、戦慄のデジタルスリラー「殺人配信」緊迫の予告編と場面写真を披露
(C)2025 PLUS M ENTERTAINMENT AND HIVE MEDIA CORP, ALL RIGHTS RESERVED.