ユニバーサル・ピクチャーズが、1月9日に全米公開を予定していた「M3GAN ミーガン」シリーズのスピンオフ作品「Soulm8te(原題)」を公開スケジュールから削除したことが明らかになった。米バラエティによると、同作は他のハリウッドスタジオへの売却が検討されているという。
「Soulm8te(原題)」は、妻の死に対処するためアンドロイドを購入する男を描くSFエロティック・スリラー。殺人AIドールを描いたダークホラーコメディ「M3GAN ミーガン」の世界観を共有する作品として企画され、ブラムハウスのジェイソン・ブラムとアトミック・モンスターのジェームズ・ワンがプロデューサーを務めていた。
オリジナルの「M3GAN ミーガン」は、世界総興収1億8100万ドルを稼ぎ出す予想外の大ヒットとなった。しかし、今年公開された続編「M3GAN ミーガン 2.0」は、劇場公開終了時点で3900万ドルにとどまった。製作費2500万ドルを考慮すれば壊滅的とまでは言えないものの、興行収入の大幅な減少はオリジナルからの関心低下を示す結果となった。
「パラノーマル・アクティビティ」「パージ」「ゲット・アウト」「ハロウィン」など、ヒット作を次々と生み出してきたブラムハウスだが、2025年は興行的に厳しい年となっている。10月全米公開の「ブラックフォン2」と12月公開の「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2」が収支を好転させたものの、過去12カ月には1月公開の「ウルフマン」、3月公開の「庭女」、4月公開の「Drop ドロップ」などの不振作もある。
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2
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