12月14日(日) 23:00
60代で警備員として働く場合、現役世代と比べて収入はやや下がる傾向があります。ただし、年齢制限が少なく、経験や勤続年数によっては安定した収入が得られる場合もあります。
以下に、60代警備員の平均的な月収と年収の目安を男女別に示します。
| 年齢層 | 月収(男性) | 年収(男性) | 月収(女性) | 年収(女性) |
|---|---|---|---|---|
| 60〜64歳 | 約24万8千円 | 約318万円 | 約23万2千円 | 約288万円 |
| 65〜69歳 | 約22万1千円 | 約274万円 | 約21万5千円 | 約262万円 |
| 70歳以上 | 約20万7千円 | 約252万円 | 約18万5千円 | 約226万円 |
このように、年齢が上がるにつれて収入は少しずつ減少する傾向にありますが、60代前半ではまだ月収25万円近くを維持している人も多く見られます。日勤メインや週3〜4日勤務など、働き方を調整しやすいのもこの年代の特徴です。
60代で担当する警備業務の多くは、無理のない範囲で行えるものが中心です。年齢を重ねると若い世代と同じような体力勝負の業務は難しくなる一方で、経験や落ち着いた対応力が求められるポジションではむしろ重宝されることもあります。
主な業務は以下のようなものです。
施設警備
ビル、マンション、商業施設、病院などでの巡回や出入管理が中心です。屋内業務が多いため、気候や天候の影響を受けにくく、体力的な負担も比較的少ない業務です。
交通誘導警備
建設現場や駐車場、道路工事の現場などで車両や歩行者の誘導を行います。屋外での勤務が基本となるため、夏や冬などの気温差に注意が必要です。
60代の警備員にとって大切なのは、若い頃のような長時間勤務や重労働ではなく、自分の体力や生活リズムに合わせて仕事を選ぶことです。その意味で、定年後も柔軟に働ける環境が整っている警備業界は、シニア層にとって非常に心強い選択肢といえます。
60代になると、収入を大きく伸ばすよりも「安定させること」が重要になります。そのうえで少しでも収入を高めたいという方は、以下のような工夫を意識すると良いでしょう。
夜勤や週末勤務に対応できる体力がある場合は、手当のつくシフトに入ることで日給が増えることがあります。同じ現場に長く勤務することで信頼が蓄積され、より安定した仕事量が確保できる可能性があります。
また、60代は医療費や生活コストを抑えたい年代でもあります。収入を上げるだけでなく、働く場所の通勤距離や勤務時間を最適化することも、結果的に手取り収入の実感を増やす工夫のひとつです。
60代で警備員として働くメリットは、以下のように多くあります。
・年齢による採用制限が少なく、未経験でも始められる
・フルタイムだけでなく、週2〜3日から働ける柔軟なシフト制
・資格や経験がなくても採用されるチャンスがある
また、警備業務は基本的にチームで行動することが多く、ひとりで業務を抱え込まない安心感があります。体調や家庭の都合に合わせて働ける職場も多く、無理のないペースで働き続けることができます。
60代で警備員として働くことは、収入を得ながら社会と関わり続ける貴重な手段となります。平均的な月収は20万円台前半から中盤、年収は250万円〜300万円程度が目安ですが、勤務日数や時間帯によって調整可能です。
仕事内容も施設警備や交通誘導など、無理なく続けられる業務が中心であり、定年退職後の再就職先として人気を集めているのも納得です。年齢に縛られず、自分のペースで働ける仕事を探している方にとって、警備の仕事は非常に有力な選択肢となるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー