ダニエル・デイ=ルイス、タランティーノの批判に反論ポール・ダノを擁護

ダニエル・デイ=ルイス、タランティーノの批判に反論ポール・ダノを擁護

12月15日(月) 18:00

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クエンティン・タランティーノが「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」におけるポール・ダノの演技を酷評したことを受け、同作で共演したダニエル・デイ=ルイスがInstagramで反論した。アカデミー賞を3度受賞している名優は、ダノを全面的に擁護している。

タランティーノはポッドキャスト「Bret Easton Ellis Podcast」に出演し、2007年の「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を21世紀のお気に入り映画の5位に選出。しかし、作品を称賛する一方で、ダノの演技については「weak sauce(弱い)」と表現し、辛辣に批判した。「二人の主演俳優による作品であるはずなのに、実際にはそうではない。彼は弱い。本当に弱くてつまらない男だ。SAG(全米映画俳優組合)で最も弱い俳優だ」とまで述べ、オースティン・バトラーの方が適役だったと語った。

さらにタランティーノは、オーウェン・ウィルソンについても「本当に我慢できない」「好きではない」と批判し、マシュー・リラードにも否定的な発言を行った。

これに対し、デイ=ルイスは12月9日、自身のInstagramに「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のリール2本を投稿。キャプションには「ポール・ダノは彼の世代で最も優秀で才能ある俳優の一人」と記し、タランティーノの批判に明確に反論した。

デイ=ルイスはさらに、Instagramのストーリーでダノのベストパフォーマンストップ10のリストをシェア。1位には「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を挙げ、続いてドゥニ・ビルヌーブ監督の「プリズナーズ」、ビル・ポーラッド監督の「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」、バレリー・ファリス&ジョナサン・デイトン監督の「リトル・ミス・サンシャイン」、マット・リーブス監督の「THE BATMAN ザ・バットマン−」、ポン・ジュノ監督の「Okja オクジャ」、ケリー・ライカート監督の「ミークス・カットオフ」、ライアン・ジョンソン監督の「LOOPER ルーパー」、スティーブ・マックイーン監督の「それでも夜は明ける」と続けている。

ダノへの支持は業界内で広がっており、ベン・スティラー、リース・ウィザースプーン、シム・リウも彼の才能を称賛するコメントを発表している。

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ミークス・カットオフ

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