ディフェンダー、商用モデル「HARD TOP」を日本初導入|原点回帰の実用仕様、受注開始

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ディフェンダー、商用モデル「HARD TOP」を日本初導入|原点回帰の実用仕様、受注開始

12月15日(月) 18:11

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ランドローバーは、ディフェンダー史において重要な位置づけとなる商用モデル「ディフェンダー HARD TOP」を日本市場に導入する。受注開始日は2025年12月11日。1950年代の初代「ランドローバー シリーズI」に設定されていた商用仕様「HARD TOP」の名を受け継ぎ、現代の技術と思想によって再構築されたモデルだ。ディフェンダーブランドにおいて、商用モデルが日本で正式に導入されるのは今回が初となる。

【画像】DEFENDERブランドにおいて日本初導入となる商用モデル(写真4点)

ベースとなるのはディフェンダー110。2人乗り仕様とすることで、積載能力と実用性を徹底的に追求した構成が採られている。乗員スペースと荷室の間には固定式フルハイトパーティションを装備し、最大2,059リットルという大容量のラゲッジスペースを確保。業務用途を前提とした設計思想が、数値の上でも明確に示されている。

パワートレインには、3.0リッター直列6気筒INGENIUMターボチャージドディーゼルエンジンを搭載。マイルドハイブリッド(MHEV)を組み合わせ、最高出力258kW(350PS)、最大トルク700Nmを発揮する。重積載時でも余裕ある走行性能を維持し、舗装路から未舗装路まで幅広い環境で高い信頼性を提供する点は、ディフェンダーならではの強みと言える。

荷室にはフルフラットのラバー製フロアを採用し、汚れや水濡れを気にせず使用できる実用本位の仕様とした。さらに後部には58リットルの鍵付きアンダーフロアストレージを備え、前席側にも照明付きで施錠可能な155リットルの大容量アンダーフロアストレージを配置。サイドドアおよびリアドアの双方からアクセス可能とすることで、荷物の出し入れや積載効率を高めている。エクステリアにはボディ同色のユーティリティパネルを装備し、商用モデルでありながらディフェンダーらしい力強い造形を損なわない点も印象的だ。

メーカー希望小売価格は9,980,000円(税込)。登録諸費用などは含まれない参考価格ではあるが、堅牢性、積載力、そしてオフロード性能を高次元で融合させた内容を考えれば、明確な価値を持つ設定といえるだろう。

日本初導入を記念し、2026年4月30日までの期間限定で「ディフェンダー HARD TOP MAKE YOUR MARK CAMPAIGN」も実施される。成約者を対象に、企業ロゴやブランドロゴを車両にデカールプリントできるサービスを提供するほか、応募者の中から抽選で1名にNUTS ART WORKSによるペイントサービスが用意される。単なる商用車にとどまらず、ビジネスの現場における存在感を高める演出だ。

ディフェンダーは常に現場で鍛えられてきた存在である。今回登場したディフェンダー HARD TOPは、その原点を現代に引き寄せたモデルだ。過酷な使用環境に応えるタフネスと、最新技術による快適性、そして圧倒的な積載能力。明確な目的のもとで磨き上げられたこの一台は、ディフェンダーという名が持つ本質を、改めて強く印象づけている。
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