「実はあまり話し合っていない」奇跡の空気感…河野英裕Pが明かす『ぼくたちん家』のセリフが説教くさくならない理由

「ぼくたちん家」/(C)日テレ

「実はあまり話し合っていない」奇跡の空気感…河野英裕Pが明かす『ぼくたちん家』のセリフが説教くさくならない理由

12月14日(日) 5:00

「ぼくたちん家」
【写真】最終回では、白鳥玉季“ほたる”の付き添いで長野県のギター工房へ

及川光博が主演を務める「ぼくたちん家」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系/Hulu・TVerにて配信)が現在放送中。本作は、心優しきゲイ・波多野玄一(及川)、クールなゲイの中学教師・作田索(手越祐也)、そして、トーヨコ通いの訳ありの中学生・楠ほたる(白鳥玉季)という“社会のすみっこ”で繋がった3人による奇妙なホーム&ラブコメディー。

この度、WEBザテレビジョンでは、同作のプロデューサーを務める河野英裕氏にインタビューを実施。制作秘話やキャスト陣の魅力、今後の見どころなどについて話を聞いた。

■チームでは「実はあまり話し合っていない」

――完成した映像を見た率直な感想をお聞かせください

率直に、これ最終回どうなるの?と思いました(笑)

――脚本を務める松本優紀氏はシナリオライターコンテストで特別賞に輝いた新人ですが、ベテランの河野Pから見た脚本の良さを教えてください

セリフにおけるワードチョイスの独特のセンスです。「あ、こんな言い回しで表現するんだ」、「こんな単語で語るんだ」と毎回驚きがあります。

――本作は非常に心が温かくなる新たなジャンルとも思えますが、チームでどのような話し合いを行うと、こんな素敵なドラマが作れるのでしょうか?

実はあまり深く話し合ってません(笑)。スタッフ、キャストがそれぞれの思いや考えがいい感じに集まった結果という気がします。

■メインキャスト3人の裏側…「とても元気に笑っている」

――21年ぶりの主演を務める、及川光博さんの起用理由を聞かせてください

声とユーモアです。声がとにかく温かい、そして癒される。あとは「はい」「いいえ」「こんにちは」のような日常の慣用句のような言葉でも、どこかおかし味を付加してくれるユーモアのセンスがすごいなあ、と思っていたからです。

――河野Pとも縁がある手越祐也さん、期待の若手俳優・白鳥玉季さんの起用理由も教えてください

チャラいイメージの手越くんですが、本質は違うと勝手に思っているので(笑)、今回の作田索にぴったりだなと。いい意味で見ている人のイメージを裏切ってくれると思ったからです。

白鳥さんは間違いなくこの世代のナンバーワンだし、リアルに15歳でその年齢じゃないと表現できないものがあると思いました。想像以上に芯がしっかりしていて、クレバーで、天才じゃないか?と日々驚いてます。

――1話完成披露試写会の際、3人の雰囲気がとてもよかったことが印象的です。撮影現場のキャスト陣の様子はいかがですか?

もう間も無くクランクアップなので、長い撮影の疲れもピークだと思いますが、とても元気に笑っています(笑)。

■素敵なセリフの数々は「とにかく伝える俳優がすごい」

――「ぼくたちん家」では本当に素敵な名言がたくさん出てきますが、河野Pお気に入りのシーンやセリフ、また視聴者が喜びそうな裏話があれば教えてください

多くて上げきれないのですが…「ゲイってつらい?」ってほたるが玄一に聞く1話のシーンは、勝手に映画「レオン」のレオンとマチルダの会話、「人生って辛い?子供の時だけ?」「ずっと辛いよ」っていうシーンをやりたかったんです。全然違うので誰も気が付いてませんが(笑)。(で6話で「50歳になっても楽しいよ」って玄一は言うんですけどね)

この「ゲイってつらい?」の1話のシーンと同じようなシーンが9話でまた出てきましたので、そこはぜひ振り返って見て欲しいです。果たして玄一はなんと答えたでしょうか?

ちなみに…素敵なセリフがたくさん出てくると思いますが、でも結局はそれを伝えるのは俳優なんですよね。俳優がうまくその言葉を言えないと、説教くさくなったり、意味分かんなかったり、なんだか残念なことになります。なので、このドラマの俳優陣は全てのセリフを完璧な形で言えているので、本当にみんなすごい人たちです。

――クセつよキャラが多い中、河野Pの推しキャラはいますか?

土居志央梨さん演じる松さんは、あまりにも芝居が面白くてどんどん役割を大きくしました。

■最終回は「視聴者へのプレゼント」

――索が積極的な行動をし始めてから、視聴者の熱量が上がった気がしますが、視聴者からの反響をどのように感じていますか?

一見普通に見えて、キャラクターも、作劇も、何もかも独特な作りのドラマなので、好き嫌い分かれるドラマだと思います。だから好きで見てくれている人皆さんに感謝です。このドラマを好きな人は、みんなとても心優しい人たちだと思っています(笑)。

――最終回に向けての見どころと視聴者へのメッセージをお願いいたします

連続ドラマの最終回は、見続けてくれた皆さんへの一番のプレゼントになるように、と思っていつも作っています。なので、全ての登場人物(生き物たちも)の結末を楽しみにしていて欲しいです。

あとは、最終回なのに!物語に深く絡む新しい登場人物も出てくるので予想だにしない物語になると思います!ぜひ楽しみにしていてください。



【関連記事】
及川光博“玄一”、手越祐也“索”に告げるせりふが胸熱「(家を)前向きに諦めてみたいんです」<ぼくたちん家>
白鳥玉季“ほたる”、麻生久美子“ともえ”に寂しかった思いを伝える姿が感動呼ぶ<ぼくたちん家>
白鳥玉季“ほたる”の自作ギターを及川光博“玄一”と手越祐也“索”がベタ褒めする姿が胸熱「家族すぎる」の声<ぼくたちん家>
T.N.Tの楽曲が「ぼくたちん家」Huluオリジナルストーリーの主題歌に決定手越祐也「一度聴いたら口ずさみたくなるメロディ」
手越祐也“索”、「翼をください」を歌う姿が胸熱「主題歌の『バームクーヘン』と対になってる」の声<ぼくたちん家>
WEBザテレビジョン

エンタメ 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ