【漫画】本編を読む
かなは夫と娘の3人暮らし。夫のアレルギーに合わせて毎日きちんと料理を作り、足の悪い義母の世話もこなし、パートにも出る。生活に致命的な不満はない。それでも、ふと胸の奥で“何か足りない”と感じてしまう日が増えていた。そんな彼女の心を揺らしたのが、パート先に現れた新店長。若くてイケメン、仕事もできる。つい「視界の栄養」みたいに眺めてしまう。やがて店長と話す時間が少しずつ長くなり、彼女の単調な日々に少しずつときめきが増えていった——。
■バレた瞬間から始まる“想定外すぎる”夫婦の話し合い夫の放った一言とは!?
夫にときめかなくなって数年。こっそり店長と会うことが日常の延長のようになっていた矢先、ついにスマホの痕跡で不倫がバレてしまう。かなは離婚は覚悟した。
ところが夫が放った一言は、まさかの「生活が壊れるくらいなら、不倫してもいい」。
理屈では理解できるような、できないような。かな自身も驚き、読者も「そこでそうなる!?」とざわつく展開だ。しかし夫にとっては、家庭の機能が崩壊する方が困るらしい。奇妙な説得力に包まれたまま“公認彼氏”という不思議な選択肢が現れてしまう。
■「公認不倫」がテーマになった裏側には、あちこちで聞こえるリアルな声があった
作者・グラハム子さん(@gura_hamuco)が不倫漫画に挑んだきっかけは、担当編集からの「不倫もの描いてみませんか?」という唐突な提案。最初は戸惑ったが、実際に取材をはじめると、公認不倫経験者は意外と身近にいることがわかったという。
公認派だけでなく、普通の不倫経験者、友人、ママ友の飲み会で飛び交う“噂話”まで、さまざまな断片を混ぜ合わせて物語を組み立てたそうだ。取材前は「自分には関係のない世界」と思っていた不倫が、気づけばあらゆる場所に存在していることに驚いたという。
■妻“シタ側”の心理に寄り添うという新しい視点
本作のこだわりは、主婦の孤独や罪悪感、満たされなさを“シタ側”から描いた点だ。不倫漫画は「サレ側視点」が圧倒的に多い中で、かなの揺れる感情を丁寧に追ったことで、読者からも「胸が痛いけどわかる」「この視点は新鮮」と反響が届いたという。
グラハム子さんはこれまでも自身の体験ベースの作品からギャグ漫画まで幅広く描いてきた作家。次回作は“タワマンの虚栄とリアル”をテーマにした新作とのことで、ジャンルに縛られない自由な創作意欲がうかがえる。
夫の公認があるからといって罪悪感が消えるわけではない。しかし、店長と会う時間は、かなにとって“忘れていた自分”を取り戻すひとときでもある。本作は「不倫をする妻側の心理」を中心に描いた稀有な作品だ。
取材協力:グラハム子(@gura_hamuco)
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