「アバター」最新作で敵対関係が覆る?監督が“絶対に見逃せないポイント”を 語る

敵の敵は友?

「アバター」最新作で敵対関係が覆る?監督が“絶対に見逃せないポイント”を 語る

12月12日(金) 9:00

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大ヒットシリーズ「アバター」最新作「アバターファイヤー・アンド・アッシュ」のジェームズ・キャメロン監督が、本作の“絶対に見逃せないポイント”について明かした。

※本記事では「アバター(2009)」「アバターウェイ・オブ・ウォーター」「アバターファイヤー・アンド・アッシュ」の内容に触れています。

本作は、ジェームズ・キャメロン監督によるSF超大作「アバター」シリーズの第3作。神秘の惑星パンドラを舞台とし、「森」と「海」の世界を描いてきた前2作に続き、今作は「炎」というテーマを軸に、新たにナヴィ同士の戦いが描かれる。

パンドラの先住民ナヴィの生き方に共感し、自らもナヴィとなって彼らとともに生きる道を選んだジェイク・サリー。人類の侵略によって神聖な森を追われたジェイクと家族、仲間たちは、海の部族メトカイナ族と共闘し、人類を退けることに成功するが、今度は灰の部族アッシュ族と対峙することになる。アッシュ族は過去に、パンドラの調和を司る神のような存在である「エイワ」に裏切られたと感じた経験から絶望していた。怒りを燃やすアッシュ族のリーダー、ヴァランは、ジェイクの因縁の敵であり、自らもナヴィとなったクオリッチ大佐と手を組み、ジェイクたちを追い詰めていく。

キャメロン監督は、「最新作ではクオリッチが、彼に期待されるものとはかけ離れたことを多く成し遂げます。ジェイクたちとの駆け引きは、非常に興味深いものになるんです」と、ジェイクとクオリッチのに関係に見逃せない展開が訪れることを明かす。

クオリッチは、1作目で人類の勝利のためにパンドラを破壊しようとするも死闘の末に命を落とすが、2作目で記憶と人格をアバターの身体に移し復活。ネイティリと家族を築いていたジェイクを再び脅かす存在となった。キャメロン監督は、「クオリッチが本作で成し遂げることに我々は大きな誇りを持っています。彼は圧倒的に魅惑的で、目が離せません」と、キャラクターの深化を示唆している。

ジェイク役のサム・ワーシントンは、「ジェイクは、“なぜ(1作目で)自分が裏切ったのか”をクオリッチに理解してもらおうとします」「ジェイクは、クオリッチの目を覚まそうとするのです」とコメント。互いに深い憎しみを抱きながらも、かつては同じ海兵隊に属していた仲間であり、“子を持つ父”として共通する一面も持つふたりの“共闘”の可能性を匂わせる。

そんなふたりの関係にとっても重要人物となり得るのが、シリーズ初の“ナヴィのヴィラン”として登場し、クオリッチと手を組むするアッシュ族のヴァランだ。クオリッチ役のスティーブン・ラングは、「“敵の敵は友”という表現が昔からあります。最新作では意外な者たちが手を組むことになります。そういった時、永遠は存在しません。最後には裏切りがあり、どちらかが相手をがっかりさせます」と、一筋縄ではいかない展開が繰り広げられることを示唆している。

「アバターファイヤー・アンド・アッシュ」は、12月19日に日米同時劇場公開。

【作品情報】
アバターファイヤー・アンド・アッシュ

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