井上佐藤による大ヒット漫画を竹内涼真と町田啓太のダブル主演で実写化するNetflix映画「10DANCE」の新場面写真が披露された。あわせて、原作の井上佐藤からのコメントが寄せられた。
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【フォトギャラリー】「10DANCE」新場面写真(4点)原作漫画は、男性ふたりのダンスに懸ける情熱、闘志、対抗心、そして苦悩や嫉妬、愛を描いた物語。競技ダンス漫画の先駆け的作品として瞬く間に人気を博し、「このBLがやばい!2019」を受賞するなど、読む人の心を鷲掴みにしてきた。実写映画化にあたり、「るろうに剣心」シリーズなどの大友啓史監督が甘く刺激的な大人の“恋”と“ダンス”の物語を作り上げる。
ラテン部門の日本チャンピオン・鈴木信也(竹内)とスタンダード部門の日本チャンピオンで世界2位の杉木信也(町田)は、名前がスズキとスギキの1文字違いであることから互いを強く意識するようになる。鈴木は完璧なチャンピオンであるはずの杉木の踊りに、決定的な何かが足りないと感じていた。ある日、鈴木の前に杉木が現れ「10ダンス」でともにチャンピオンを目指さないかと誘う。
「10ダンス」とは、ラテン5種とスタンダード5種の全10種目を1日で踊りきる競技ダンスで、体力と精神力を要する過酷なものだった。鈴木は闘争心を煽る杉木の挑発に乗り、互いに得意分野を教えあうことを決める。生き方も性格も正反対な2人はぶつかりあいながらも、互いのダンスへの理解を深め、強くひかれ合うようになっていく。
このほど公開された新場面写真は、“ふたりの信也”が体現する、ダンスの先にある愛を収めた4枚。鈴木が杉木の頬に手を寄せ、ふたりの視線が絡み合うカットや、それぞれが涙を浮かべる切なげな表情が切り取られたカットも。ダンスという魔物に魅せられたふたりの信也が出会うべくして出会い、互いに補い追求した先にある感情を映し出している。
原作者の井上佐藤は、「最初にNetflixさんや大友監督とお話しした中でお約束いただいたのは、主役のふたりは友情ではなく、必ず愛情や恋情で繫がっていることでした」と本作の前提を明らかにする。さらに、創作における大友監督との共通点だという「官能」を主軸に描くことも話し合ったという。すり合わせを経て完成した本作について、「潤んだ瞳たちに、多くのダンスシーンに、興奮させられ転がされたい皆さまに、ぜひお勧めです!」と自信をのぞかせている。
「10DANCE」は、12月18日からNetflixで世界独占配信。井上佐藤のコメント全文は以下の通り。
●井上佐藤(原作)
最初にNetflixさんや大友監督とお話しした中でお約束いただいたのは、主役の二人は友情ではなく、必ず愛情や恋情で繫がっていることでした。そして大友監督と私の創作の共通点である「官能」を主軸として進めていただきたい、というお話をしました。これらの要望を充分に、存分に叶えていただいた、映画『10DANCE』。原作とはまた違った描かれ方にも注目していただきつつ、潤んだ瞳たちに、多くのダンスシーンに、興奮させられ転がされたい皆さまに、ぜひお勧めです!
【作品情報】
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