12月12日から愛知県名古屋市で開催される「第1回あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル」(通称ANIAFF)で、Netflix映画「イン・ユア・ドリームズ:願いがかうなら」が上映される。
今回初開催となる本映画祭は、アニメーション業界最高の栄誉「アニー賞」との日本初のコラボレーション、第1回国際コンペティション参加作品の決定や新しい才能の発掘に目を向け、世界に放つ作品を創出するための企画マーケットの開催など、国際映画祭として様々な企画やプログラムが目白押しだ。
「イン・ユア・ドリームズ:願いがかうなら」は、今年11月にNetflixで配信開始、第31回クリティクス・チョイス・アワードのアニメーション映画賞にもノミネートされたばかりの話題作で、しっかり者の姉スティーヴィーとマイペースな弟エリオットを主役にした家族のファンタジードラマ。
パパとママはけんかばかり、家族のきずなが壊れそうになったふたりの目的は、願いをかなえてくれるサンドマンに頼んで理想の家族を与えてもらうこと! 奇妙で不思議な風景が広がる自分たちの夢の中に、大切なキリンのぬいぐるみ「ボローニー・トニー」を連れて入り込んだふたりを、ポップでカラフルなタッチで描き、家族のすれ違いもほろ苦く描いたファミリー・ムービーが劇場の大スクリーンで楽しめる。
監督のアレックス・ウーは、ニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・ジ・アーツにて映画/テレビ制作の美術学士号を取得後、ピクサー・アニメーション・スタジオで「ファインディング・ドリー」 のストーリーリードを務めるなど活躍、ルーカスフィルム・アニメーションで開発ディレクターを務めた。また学生アカデミー賞を受賞した映画制作者でもある。
現在は、カリフォルニア州バークレーに拠点を置く独立系アニメーションスタジオ、クク・スタジオの創設者兼CEOとなり、Netflixのオリジナル長編アニメーション 「イン・ユア・ドリームズ:願いがかなうなら」を世に送り出した。本作はすでにアカデミー賞の前哨戦であるクリティクス・チョイス・アワード、アストラ映画賞の長編アニメーション部門にノミネートされるなど、映画賞レースの季節が到来するなかオスカー有力候補の声もあがっている。
■上映スケジュール
12月14日(日)16時~ミッドランドスクエア シネマ1スクリーン4にて上映
上映後にアレックス・ウー監督と国際コンペティション審査員・塩田周三(ポリゴン・ピクチュアズ)を聞き手としたトークを予定。
無料ご招待(現地先着80名様)※当日15時より劇場にて整理券配布予定。
「第1回あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル」(ANIAFF)は12月12日~17日、愛知県名古屋市で開催。新情報は随時公式サイト(https://aniaff.com/)で告知する。チケットは公式サイトで発売中。
【作品情報】
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イン・ユア・ドリームズ願いがかなうなら
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