英国映画協会（BFI）発行のサイト＆サウンド誌が、2025年の映画トップ10を発表した。

第1位は賞レースを席巻中のポール・トーマス・アンダーソン監督、レオナルド・ディカプリオ主演「ワン・バトル・アフター・アナザー」。第2位はライアン・クーグラー監督が盟友マイケル・B・ジョーダンを主演に迎えて描いたサバイバルスリラー「罪人たち」。第3位はジョシュ・オコナーが絵画泥棒を演じた、ケリー・ライカート監督「マスターマインド」が選ばれた。

第4位のオリバー・ラクセ監督「Sirāt」は、ペドロ・アルモドバルがプロデューサーとして名を連ね、アカデミー賞スペイン代表に選出された作品。失踪した娘を探すため、砂漠の国のレイブパーティに参加した父と息子に待ち受ける衝撃の体験を描いている。

第5位はクレベール・メンドンサ・フィリオ監督の「The Secret Agent」。軍事政権下の1977年のブラジルを舞台に、久々に故郷に戻り事件に巻き込まれる男をワグネル・モウラ（「シビル・ウォー アメリカ最後の日」）が演じ、今年のカンヌ国際映画祭で男優賞と監督賞をダブル受賞した。

英サイト＆サウンド誌が選出した2025年の映画トップ10は以下の通り。

1. 「ワン・バトル・アフター・アナザー」
2. 「罪人たち」
3. 「マスターマインド」
4. 「Sirāt」
5. 「The Secret Agent」
6. 「It Was Just an Accident」
7. 「Sorry, Baby」
8. 「WEAPONS ウェポンズ」
9. 「枯れ葉」
10. 「Resurrection」

【作品情報】
・ ワン・バトル・アフター・アナザー

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