LA批評家協会賞「ワン・バトル・アフター・アナザー」が作品賞

LA批評家協会賞「ワン・バトル・アフター・アナザー」が作品賞

12月9日(火) 21:00

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第51回ロサンゼルス映画批評家協会賞(LAFCA)が発表され、ポール・トーマス・アンダーソン監督「ワン・バトル・アフター・アナザー」が作品賞に輝いた。

同作はアンダーソンが監督賞、テヤナ・テイラーが助演俳優賞を受賞。「ワン・バトル・アフター・アナザー」はニューヨーク映画批評家協会賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、ゴッサム賞でも作品賞を受賞しており、アカデミー賞に向けて独走態勢に入っている。

主演俳優賞は、「ブルームーン」「マイ・ファニー・バレンタイン」などで知られる作詞家ロレンツ・ハートが48歳で亡くなる最後の数カ月を描いた「Blue Moon」(リチャード・リンクレーター監督)のイーサン・ホークと、精神的に追い詰められた母親を演じベルリン国際映画祭で主演俳優賞(銀熊賞)受賞した「If I Had Legs I’d Kick you」(メアリー・ブロンスタイン監督)のローズ・バーンが選ばれた。

ロサンゼルス映画批評家協会賞の主な結果は以下の通り。

▽作品賞「ワン・バトル・アフター・アナザー」
次点「The Secret Agent」

▽監督賞ポール・トーマス・アンダーソン「ワン・バトル・アフター・アナザー」
次点ライアン・クーグラー「罪人たち」

▽主演俳優賞イーサン・ホーク「Blue Moon」/ローズ・バーン「If I Had Legs I’d Kick You」
次点ティモシー・シャラメ「マーティ・シュプリーム世界をつかめ」/ワグネル・モウラ「The Secret Agent」

▽助演俳優賞ステラン・スカルスガルド「センチメンタル・バリュー」/テヤナ・テイラー「ワン・バトル・アフター・アナザー」
次点インガ・イブスドッテル・リッレオース「センチメンタル・バリュー」/アンドリュー・スコット「Blue Moon」

▽脚本賞ジャファル・パナヒ「It Was Just an Accident」
次点エバ・ビクター「Sorry, Baby」

▽撮影賞アドルフォ・ベローゾ「トレイン・ドリームズ」
次点オータム・デュラルド・アーカポー「罪人たち」

▽長編アニメーション賞「アメリと雨の物語」
次点「KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ」

▽外国語映画賞「The Secret Agent」
次点「It Was Just an Accident」

【作品情報】
ワン・バトル・アフター・アナザー

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