CANDY TUNEが全国ツアー千秋楽で「倍倍FIGHT!」を格闘家・角田信朗とコラボ、日本武道館2DAYS公演も決定

自身最大規模の全国ツアー「TUNE QUEST」を完走したCANDY TUNE/撮影=ヨシモリユウナ、石井亜希

CANDY TUNEが全国ツアー千秋楽で「倍倍FIGHT!」を格闘家・角田信朗とコラボ、日本武道館2DAYS公演も決定

12月8日(月) 15:54

自身最大規模の全国ツアー「TUNE QUEST」を完走したCANDY TUNE
【写真】CANDY TUNEのライブに格闘家・角田信朗がサプライズ登場

CANDY TUNEが12月5日、東京ガーデンシアターにて「CANDY TUNE JAPAN TOUR 2025 - AUTUMN -『TUNE QUEST』」を完走。同公演では、格闘家・角田信朗とのコラボが披露されたほか、2026年6月5日(金)、6日(土)に日本武道館でライブを開催することが発表された。

■全公演チケット完売の全国ツアーファイナル

10月1日からスタートし、神奈川、大阪、愛知、福岡、広島、北海道、宮城、東京と8都市を巡った全国ツアーの追加公演として開催された同公演。全公演チケットは完売しており、今回の追加公演もソールドアウト。会場にはおよそ8000人のファンが集まった。

バンド演奏によるロックなOvertureが会場中に響き渡ると、「hanamaru」から公演がスタート。続く「絶対きゃんちゅー宣言っ!」では、バンド演奏に負けないほどの大歓声が客席からあがった。

「アイを伝える準備できていますかー!」と、福山梨乃がステージに呼びかけると、同ツアーで解禁された「アイしちゃってます」をパフォーマンス。重厚なロックサウンドと、キュートでポップな歌詞と振り付けが見事に融合し、東京ガーデンシアターを熱狂の渦に巻き込んだ。勢い止まらず、「きゅきゅきゅキュート」「君もゾンビですか ゾンビですね」を立て続けに披露。さらに「必殺あざとポーズ」では、あざとかわいい台詞でファンを魅了し、前半ブロックを一気に駆け抜けた。

■「いえなかったことば~ありがとう~」「永遠Twilight」を新衣装で歌唱

MCでは、これまでのツアーで実施していた“クエスト”に挑戦。今回はメンバーのコールに対して、会場中のファンがレスポンスできるかを試すクエストで、ライブパフォーマンス中さながらの盛り上がりを見せた。そんな中、小川奈々子の「しんどい……」という言葉をきっかけに、「推し・好き・しんどい」が流れ出してライブが再開。続いた「レベチかわいい!」で会場の熱気をさらに高めた。

ここで一転、メンバー7人それぞれが他のメンバーたちに感謝を伝える映像が流れ、感動的なメッセージで会場がエモーショナルな雰囲気に包まれた。弦楽器によるストリングス演奏が始まり「いえなかったことば~ありがとう~」「永遠Twilight」を新衣装に着替えたメンバーたちが歌唱。そして、圧巻のパートを終えると、宮野静が中央に立ち、「ナナイロプロローグ」をタイトルコール。ストリング演奏とバンドサウンドが調和し、これまでにないステージを披露した。

■格闘家・角田信朗と「倍倍FIGHT!」をコラボ

ライブ終盤戦は、CANDY TUNEのデビュー曲「キス・ミー・パティシエ」で会場のボルテージが急上昇。「Twilight Dilemma」「TUNE MY WAY」でクールなパフォーマンスを畳み掛けた。MCでは、桐原美月が「今回、8都市を回ったんですけど、CANDY TUNEが初めて単独で宮城とか広島に行けたのが思い出に残っています」と、これまでのツアー公演を振り返った。

また、小川は「各地方の名物をみんなでいっぱい食べて、そのまま寝るっていうことが楽しかったです」と語り出すと、突然ステージで眠り始め「備えあれば無問題」が始まった。「あめちゃん(ファンの呼称)、これがもう限界?もっと盛り上がっていこう!」と、南なつが客席を煽り、会場の盛り上がりは最高潮に。会場が一丸になったところで、代表曲「倍倍FIGHT!」を披露。ラストには今回のツアーでお披露目し、共に成長してきた楽曲「アイしちゃってます」を再度パフォーマンスした。メンバーたちが座席へと降りる演出もありながら、本編の幕を下ろした。

アンコールでは、メンバーだけではなく、和太鼓の音色とともに格闘家・角田がゲストとしてステージに登場。角田は8月に行われたDeNA横浜ベイスターズの試合後に「倍倍FIGHT!」を熱唱し、話題を呼んだ。今回、その縁でゲストとして登場し、「倍倍FIGHT!」をメンバーたちと一緒に披露。漢気あふれるコラボレーションにファンたちも大きな盛り上がりを見せた。

■日本武道館での単独公演開催がサプライズ発表

角田がステージを去り、会場のファンと記念撮影している最中、突如、デビュー96日前のメンバーたちの懐かしい姿がスクリーンに映し出された。角田のナレーションとともに、これまでの軌跡を振り返ると、最後には2026年6月5日(金)、6日(土)に日本武道館で単独公演が開催されることがサプライズで発表された。

この発表を受けて福山は「今回のツアーの密着動画のなかで個々でインタビューをしていただいたときに、誰とも示し合わせてないのに、全員が『日本武道館に立ちたい』って言ってたんですよ。それを2DAYSという、大きな舞台に立たせていただけて、ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。また、「前だったら不安な気持ちになっていたかもしれないけど、今の私たちとあめちゃんなら絶対上手くいくって思えるので、まだまだ私も油断せず、あめちゃんと一緒にグループを大きくしていけたらなって思います」と、涙を流しながら次のステージへの覚悟を語った。

ラストはこれまでの活動の日々を流した映像を背景に「LASTING TUNE」を披露。グループ史上最大規模の単独公演となった今回の追加公演をやり遂げ、8都市を巡った全国ツアーは幕を閉じた。

■CANDY TUNE JAPAN TOUR 2025 - AUTUMN -「TUNE QUEST」

◇12月5日(金)◇東京・東京ガーデンシアター

<セットリスト>
01.hanamaru
02.絶対きゃんちゅー宣言っ!
03.アイしちゃってます
04.きゅきゅきゅキュート
05.君もゾンビですか ゾンビですね
06.必殺あざとポーズ
07.エトセトLOVE YOU
08.推し・好き・しんどい
09.レベチかわいい!
10.いえなかったことば ~ありがとう~
11.永遠Twilight
12.ナナイロプロローグ
13.未完な青春
14.キス・ミー・パティシエ
15.Twilight Dilemma
16.TUNE MY WAY
17.備えあれば無問題
18.CATCH YOU
19.倍倍FIGHT!
20.アイしちゃってます
EN1.倍倍FIGHT!
EN2.LASTING TUNE

※「アイしちゃってます」は正式には最後に白抜きハートマーク入る




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