夫と出会い1人目を授かり結婚しました。実家を出てアパート暮らしを始めるも、夫婦で過ごす空間がすごく不快な臭いがして毎日辛く感じていました。
引っ越ししたばかりなのに部屋中が……クサイ！！
「なんか、この部屋臭くない……？」

ある日から、自宅に漂う異臭が気になるようになりました。それは、まるで生乾きの洗濯物が常に充満しているような、鼻の奥にツンとくる不快なにおいです。

原因がわからない私は、夫が仕事へ行った後、必死で対策をしました。部屋中に消臭スプレーを撒き散らし、各部屋に強力な消臭剤を2つずつ設置。それでも不思議なことに、あの不快なにおいは全く消えません。「どうしてうちだけこんなに臭いの？」と、イライラと不安が募る毎日でした。

しかし、無事に出産を終えて自宅へ戻ったとき、衝撃を受けました。あんなに臭いと思っていた家に入っても、ピタッと不快なにおいを感じなくなっていたのです。

それどころか、逆に自分があちこちに置いた大量の消臭剤の人工的な香りがきつすぎて、むせてしまうほど。その時初めて、家が臭かったのではなく、「つわりのせいで私の嗅覚がおかしくなっていただけ」だったのだと気づいたのです。

後から聞いた話ですが、夫は毎日消臭スプレーを吹きかける私の姿を見て、異変を感じていたそうです。私がひどくにおいを気にしているため、部屋の消臭剤のにおいが充満していても、文句ひとつ言わず耐えてくれていたとのことでした。何も言わず、あの強烈な消臭剤空間で過ごしてくれた夫には、申し訳なさと感謝の気持ちでいっぱいです。

今はもう、消臭剤はいりません。あの不快なにおいもなく、家で思いっきり深呼吸ができるようになりました。赤ちゃんの匂いに癒やされながら、家族で穏やかに過ごしています。

著者：鈴木麻衣／50代女性・主婦。 30代女性・会社員。3歳女の子、4歳男の子、6歳女の子の子育て中。医療福祉関係で勤務。新しい地に転居たての家族5人家族。
イラスト：まげよ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

【関連記事】

つわりで苦しむ妻に激臭で近づく夫「気持ちの問題だよ」嘔吐する妻に衝撃発言を連発＜モラ夫から脱却＞
つわりで倒れそうな妻に不倫夫「病気じゃないし大げさw」妻を放置し女と密会へ＜PTAで不倫した夫＞
「ちょっと…！」つわりで苦しむ私→夫から放たれた言葉に絶句…そして夫は…？＜妊娠中に浮気された＞