「ダサい中年男性」はだいたい身に着けている“時代遅れなファッション“ワースト5――大反響セレクション

ジョイ・ディヴィジョンのTシャツ

「ダサい中年男性」はだいたい身に着けている“時代遅れなファッション“ワースト5――大反響セレクション

12月7日(日) 8:44

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大事件ばかりがニュースではない、身近な小さな事件の方が人生を左右することも。注目のテーマを取り上げ大反響を呼んだ2025年の仰天ニュースを特別セレクション!(初公開2025年7月30日記事は取材時の状況)
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メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。よろしくお願いします。

今回は「もう終わったもの」。ファッショントレンドは諸行無常、始まりがあれば終わりもあります。

終わってしまったトレンドにしがみついてる時代遅れオッサンの、頬をビンタするかの如く辛辣に書いていきますよ。ここで挙げたものは絶対に着ないでくださいね!?

①ジョイ・ディヴィジョンのTシャツ

現代グラフィックデザイナーの巨匠「ピーターサヴィル」の傑作であるジョイ・ディヴィジョンのアルバムワーク。

有名すぎるこのグラフィックは90年代あたりからラフシモンズなど多くのファッションブランド・デザイナーズに引用され話題となりました。

ニューオーダーやビョークなどのアルバムジャケットを手がけ、アドビ、ジバンシィ、バーバリーの新しいロゴなど多くのグラフィックデザインを残した現代における偉大なデザイナーであるピーターサヴィルですが……このグラフィックはさすがにもう使い尽くされて見限られた感があります。

ハイブランドやデザイナーズに引用されるまでは「知る人ぞ知る」感がありましたが、ここ10年ではもはや投げ売り状態。GUなどの量販店も2000円ほどの激安価格で展開しており、おしゃれの「お」の字もありません。

どれだけグラフィックがクールであろうと、中学生もおじいちゃんも着ている様なデザインになってしまってはおしゃれの価値は薄い……。おしゃれとはそもそも希少性です。「ほかと違うからオシャレと評される」わけですから、ここまで浸透してしまってはピーターサヴィルであろうとクールには見えません。

おじさん世代で今だに有り難がってこのTシャツをおしゃれだと思っている人も多いですが……残念ながら今ではどのデザイナーズブランドもまったく引用しておりません。おしゃれとは諸行無常、変化を受け入れてください……。

②アバクロ

アメリカを代表するカジュアルブランド「アバクロンビー&フィッチ」。

00年代初頭には一大ブームを巻き起こしたアメカジの代表格ですが、今ではミラノや福岡、香港、コペンハーゲンなどの店舗を続々と業態転換や閉店をさせダウンサイジングを図っています。

ロゴを大きく打ち出したデザインが象徴的ですが、現在のトレンドではこのロゴものがあまり好まれず2010年以降徐々に業績は悪化。過去の栄華はどこへやらすっかり影を顰めた存在となりました。

しかしながら、現在はZ世代などの声を反映し、デザインを一新。過去と決別しトレンドライクな商材も広く扱うアバクロになっています。

……が、40代以上のおじさん世代はいまだ昔買ったであろうアバクロのロゴものTシャツやカーゴパンツなどを愛用している人を見かけます。アバクロマーク、アバクロロゴをうるさいくらいに配置したデザインはたいがい過去のもの。トレンドは移り変わるものですから、いかにお気に入りだとしてもそろそろパジャマ行きがよさそうです。

③アラジンパンツ

90年代アジア系雑貨店が大ブームとなり、麻素材などのアラジンパンツが人気となりました。「ゆるカジ」などの名前で当時のサロンスタッフに支持されたりと一時代を築きました。

要するに股上が深いサルエルパンツなのですが、サルエルと違うところは太めの裾幅や派手色、ナチュラルな素材使いなどにあります。

コムデギャルソンやヨウジヤマモトなどが展開するモードなサルエルパンツは今も現役でむしろトレンド的には支持されているくらいですが、このアラジンパンツは似て非なるもの。

名前の通り「アラジンが履いてそう」な中東やアジアの匂いがする雰囲気には要注意です。履き心地も楽だし、見た目以上に動きやすく、かつ足の長さをよくわからなくさせる効果もあり、好まれている方も少なくないかと思いますが……どう考えても今のトレンド感に合いません。

④ベッカムヘア

説明不要かと思いますが……00年ごろに大流行したメンズの髪型。当時、スポーツ界でもファッション界でもその名を轟かせていたスーパーヒーロー・ベッカムの髪型を模したトレンド。

若い方は知らないでしょうが大袈裟じゃなく、おしゃれ男子の半数以上がベッカムヘアになるくらいの一大ムーブメントでした。

おそらく当時の美容師さんは辟易としていたことでしょう。今で言うマッシュやセンターパートの比じゃない、街を歩けばニセベッカムだらけの時代だったのです。

そんな青春を過ごした今の40代。なんと今だにベッカムヘアから抜け出せない人が多数いるのです。

地方ではこれがまだまだ定期的に見かけるんです。単なる短髪ではなく、刈り上げのバーバースタイルではなく、明らかなベッカム。先端がピヨッと跳ねてるソフトモヒカン。都内ではさすがに絶滅危惧種となっていますが地方都市ではまだまだ健在。

でも、いい加減に気付きましょう、ベッカムももう50歳。彼ももはやソフトモヒカンは卒業していますよ……。

⑤ジレ

いまだに出没するジレスタイル。オーバーサイズの今風ジレではなく、あくまでドレス仕様のジレをTシャツに重ねるスタイル。これも40代おじさんが青春時代に通ったトレンドです。

当時も「木こりかよw」とバカにされた流行でしたが、有名アーティストなどがこうした着こなしをしておりそこに影響を受けた人も多かったのでは。

ジレとは単なるベストではなく、フォーマル用のベストのこと。

当然、本来はシャツネクタイの上に重ねるべきアイテムですが、これをTシャツに合わせるというのが特徴的。

なんとも言えないアンバランスなコーディネートが当時は新鮮でしたが、当時丸井ビルのブランドなどがこぞって量販店価格で展開し学生にまで浸透。陳腐化していつしか「イケてないスタイル」の代表格とまで落ちてしまいました。

当時の流行を知ってる人は「今でもいるなんて嘘だろ……」と思うかもしれませんが、これが地方には出没しがちなのです。

【MB】
ファッションバイヤー。最新刊『ロードマップ』のほか、『MBの偏愛ブランド図鑑』『最速でおしゃれに見せる方法 』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Xアカウント:@MBKnowerMag)

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