【漫画】本編を読む
長きにわたり祀られていた「神像」が逃げた。「神像」は、女・子どもの願いを叶えるという。その結末が毎回恐ろしい。今回は、さかいめがみ( @shindelmegami)さんが描く創作漫画「さいの神様がいるシリーズ」を紹介するとともに制作の経緯などを聞く。
■作者にとって「さいの神様」は創作における守り神のような存在
本作「さいの神様がいるシリーズ」は、作者のさかいめがみさんが長年構想を重ねてきたもの。漫画を描き始めて一番最初に出てきた存在が「さいの神様」だったというさかいさんは「それはほとんど自動書記だったのですが、自分の手から勝手にどんどん語られていく『さいの神様』の物語にすっかり魅了され、そこから創作作品を描くということにハマりました。『さいの神様』は別シリーズにも存在を散りばめています」と語り、「創作における守り神のように大切にしてきた」という思いを明かしてくれた。
本シリーズでは、第2話に怖いシーンを全部隠した「見せんじゃねえ版」が登場する。「怖い絵面は苦手だけど話だけは知りたい」という読者のために作ったモザイク版なのだそうだが、「でもそうするとシリーズ内にただ同じ話を2回置くことになるので、それだけじゃつまらない気がして『だったら5話と6話の伏線にしちゃおう!』と思いついて『見せんじゃねえ版』として繋げました」という裏話が隠されている。
そのほかにも、ギャグからホラーに急落させて温度差を出した第3話「ギャルのパンティおくれ」など、読みごたえのある作品が続いているので、ぜひ「さいの神様」の世界を味わってみてほしい。
取材協力:さかいめがみ(佐海暝一)
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