「何を着ても老けて・太って見える…」のはなぜ?奇跡の48歳が教える“姿勢”を秒でなおす方法

池田曜央子さん。48歳には見えない!

「何を着ても老けて・太って見える…」のはなぜ?奇跡の48歳が教える“姿勢”を秒でなおす方法

12月5日(金) 15:47

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骨格補正メイク専門家の池田曜央子(いけだ・ようこ)です。元設計士の私が考案した顔の比率を補正する『骨格補正メイク』を、センス不要で理論的なメイク法として書籍などで発信しています。

一般向けメイクレッスンや第一印象の講座などを開講しているなかで、気になることがあります。それは「姿勢」です。

年末に向けてパーティーや忘年会などが増える時期ですが、メイクやファッション以上にパッと見の第一印象を決めるのは、実は「姿勢」の美しさ! 何を着てもなんとなく老けて&太って見えるとしたら、それは姿勢のせいかもしれません。

今回は「あ、なんか素敵な人がいる!」と注目される、簡単な「美姿勢のコツ」をお届けします。

まず、誰かに横と後ろの姿を撮ってもらう



私が自分の姿勢の悪さに気づいたのは、まだ太っていた42歳の頃、初めてのウォーキングレッスンで横姿を動画で撮ってもらった時でした。
「え……人からはこんなふうに見えていたの?」と、あまりの不恰好さに衝撃を受けました。ストレートネックで首が前にでていて、さらに猫背で巻き肩なのです。

正面の自分は毎日鏡で見るけれど、実は人から一番見られているのは横と後ろ姿です。まずはご家族やお友達にお願いして「普段の姿勢」を撮ってもらってみてください。自分のクセが客観視できるので、現状を知る第一歩。

ここからは、悪い姿勢をなおす簡単なコツを、ご紹介しましょう。

美姿勢のコツ1. 骨盤を立てる



これは美姿勢の基本です。たいていの方は骨盤が前傾か後傾しています。「骨盤を立てる」状態はわかりづらいので、おすすめは「壁立(かべだち)」です。

姿勢のレッスンで一番最初にお伝えしていることなのですが、まず後頭部・背中・お尻・かかとを壁にピタッとつけ、腰と壁の隙間をできるだけ埋めるように立ちます。「骨盤が立つ」感覚が少しずつつかめてきます。

ちなみに私は毎朝5分、コーヒーのお湯を沸かす時間を利用して、キッチン近くの壁にピタッと張り付いています。気を抜くとすぐに楽な姿勢に戻ってしまうので、毎朝の形状記憶を習慣にするのがおすすめです。

美姿勢のコツ2. お腹を引っ込める



実は骨盤を立てるためには、腹筋に力を入れる必要があります。お腹を軽く凹ませるだけで、骨盤が立ち、美姿勢のキープ力が格段にアップします。

美姿勢のコツ3. 肩甲骨を寄せる



日常の生活では、スマホやPC作業、また料理などでも前傾姿勢になりがち。気づいたらその都度、正しい位置に戻すように肩甲骨を寄せる意識を持ちましょう。肩甲骨を寄せると胸が開くのでデコルテがキレイに見えます。

美姿勢のコツ4. 肩先を下げる



姿勢を意識するほど、肩に力が入ってしまうもの。最後に一度フッと肩の力を抜き、肩先を下げると首も長く見えスタイルアップ。また上品でエレガントな印象に見えます。

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姿勢の悪さは、見た目にも心身にもいいことなし



実は、姿勢が悪いことは、見た目だけでなく心身の不調にもつながるんです。

① 太って見える・老けて見える
猫背や巻き肩だと首が前に出てしまい、実際より背が低く・首が短く・顔が大きく見えます。日本人の平均は7.3頭身と言われていますが、姿勢が悪いと頭身の数値は実際より下がるため、スタイルダウンして見えます。また胸の位置も下がって見えるので、実年齢よりも老けた印象を与えることも。

② 骨格のズレにつながる
姿勢が悪いと、体は無意識に“ラクな方”へ重心を逃がそうとします。その積み重ねで、肩や骨盤、顔にも傾きやズレが生じます。また、足を組む癖のある人は要注意! 体の要である骨盤がズレると全体の骨格が崩れる原因になります。

③ 体の不調に直結
猫背は内臓を圧迫し、呼吸も浅くなります。それが疲れやすさやコリにつながることも。「なんかだるい…」という日が続く人は、実は姿勢が原因かもしれません。

④ メンタルの乱れにも影響
姿勢が悪いと、自然と目線が下がります。この「下向きの目線」は気分まで沈みやすいことが、心理学の分野でもよく知られています。試しに目線をちょっと上げてみてください。気分がちょっと前向きになるのを感じませんか?目線と心は、とても密接につながっているのです。

私の美姿勢キープ、マストアイテム



①ノートパソコンスタンド
デスクにパソコンを置いて作業すると、どうしても猫背になってしまいます。そんな時に便利なのがパソコンスタンド。また、ずっと下を向いて作業している首の横ジワも気になります。これ以上目立たせたくない! そんな願いも込めて自宅でもスクールでもマストアイテムです。

②「あずきのチカラ」首肩用
「あずきのチカラ」(小林製薬)は袋にあずきが入っていて、レンジで温めて肩に乗せるだけ。蒸気の暖かさで、ガチガチの首肩コリが軽くなります。繰り返し(250回と記載あり)使えるのでコスパもよく、もう何年もリピしています。
首肩のコリは顔を下方向に引っ張るので、フェイスラインが気になる人にもおすすめです。

③ご褒美ワンピ
「このワンピをいつまでもキレイに着たい!」そんなちょっと高価なご褒美ワンピが美姿勢キープに効果的です。あえてボディラインを拾うようなデザインのワンピを選ぶと、逃げ場がないので(笑)緊張感があっておすすめです。

姿勢が変わると、周りからの扱いも変わります



姿勢が変わると見た目の印象だけでなく、体や心まで変わります。そして周りからの扱いや注目度も変わります。

今回ご紹介したちょっとしたコツの積み重ねで、実際に周りから「姿勢がとてもキレイですね。何をされてる方なのですか?」と、ただ立ってるだけなのに興味を持たれ話しかけられるきっかけになったり、美姿勢の威力は想像以上なのです。

ぜひ日々取り入れいていただき、この年末年始にみなさんの素敵な出会いに繋がりますように。

<文・写真/池田曜央子>

【池田曜央子】
(いけだ・ようこ)メイク講師。骨格補正メイク考案。一般社団法人日本骨格バランス協会代表理事。1977年生まれ、青山学院大学経済学部卒業。建築士だった38歳のころ、愛犬の事故死でうつ状態に陥り、糖質依存となり15kgの激太り。外見差別を受けたことをきっかけに、美容・ファッションなどを学び、メイク講師として活動を開始。輪郭と顔パーツを数値で分析、骨格や年齢による変化を補正し、好印象な美人に近づける独自の「骨格補正メイク」を考案。メイク講座やスキンケア講座などで1000名を超える女性を変身させる。43歳で-17kgのダイエットも成功させ、ミセスコンテストで特別賞受賞。著書『骨格補正メイク顔の比率を描き変えて、一生美人!』(主婦の友社)Instagram:@ikeda.makeup ブログ

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