「Public of The Year 2025」授賞式を開催。“社会を動かし、つなげた⽅々”を表彰!

「Public of The Year 2025」授賞式を開催。“社会を動かし、つなげた⽅々”を表彰!

「Public of The Year 2025」授賞式を開催。“社会を動かし、つなげた⽅々”を表彰!

12月5日(金) 9:10

PR TIMESは12⽉2⽇、社会を動かした⼈物とその⾏動を、その年の象徴としてたたえる「Public of The Year 2025」の授賞式を、ホテル椿⼭荘東京にて開催しました。

今年で第2回となる同アワードでは、「企業・事業」「学術・⽂化」「芸能・スポーツ」の3部⾨から社会を動かし、つなげた2025年の象徴となる⽅々が発表され、授賞式では各界を代表する審査員と受賞者が⼀堂に会し、審査員により受賞理由が、受賞者からは⾃らの⾏動や喜びの⾔葉が語られました。

■2025年、世の中を動かした10組が受賞︕

当⽇は、メインMCを俳優の江⼝洋介さん、司会進⾏を中川安奈さんが担当し、各部⾨の受賞者発表を⾏いました。

「企業・事業」部⾨では⼤阪・関⻄万博の⼤屋根リングを設計した藤本壮介さん、地銀として初の⼥性頭取に就任した⾼知銀⾏の河合祐⼦さん、選択的夫婦別姓を訴え続ける井⽥奈穂さん、「学術・⽂化」部⾨ではエッセイ「僕には⿃の⾔葉がわかる」が話題、動物⾔語学者の鈴⽊俊貴さん、袴⽥巌さま無実判決後も司法制度改正に取り組む、姉の袴⽥ひで⼦さん、「芸能・スポーツ」部⾨では⼤阪・関⻄万博の公式キャラクターミャクミャクが登壇し表彰を受けました。

なお、当⽇会場には来られなかったアーティストのHANA、プロサッカー選⼿の遠藤航さん、陸上男⼦110mハードル選⼿の村⽵ラシッドさん(芸能・スポーツ部⾨)からはビデオメッセージが、作家の王⾕晶さん、ミャクミャクのデザイナー・絵本作家の⼭下浩平さんからは⼿紙が届き、それぞれ喜びの声を聞かせてくれました。

さらに、昨年に引き続き審査員を務める⽇本経済団体連合会副会⻑・事務総⻑の久保⽥政⼀さんや、今年から務める国⽴科学博物館館⻑の篠⽥謙⼀さんなど、各部⾨の名だたる10名の審査員より、同アワード選出に⾄った経緯や受賞者へ祝福のコメントが送られました。

■受賞者のコメント

◇藤本壮介(ふじもとそうすけ)さん 企業・事業部⾨

Q.⼤屋根リングの設計では、万博における「⼀体感」を追求されたということですが、この理想に向けて藤本さんを突き動かした原動⼒は何だったでしょうか?

現在、世界は本当に分断が激しくなっております。それは極めて残念なことであると、私⾃⾝も感じております。

万博という場において、多様な世界がそれでもつながることができるのだというメッセージ、共に未来を創造することができるのだというメッセージをしっかり発信することができれば、これは世界の希望になるのではないかと考えております。その思いをもって、本プロジェクトの実現に邁進してまいりました。

Q.万博を通じて、建築が社会を「つなぐ」可能性を誰よりも実感されたと思います。藤本さんはこれから、どんな挑戦をしていきたいと思いますか?

本当に私⾃⾝、万博を通して⼤きな⼒をいただきました。多くの⽅々から「ありがとう」という温かいお⾔葉を頂戴し、それが⼤きな⼒となりました。これからの⼈⽣において、恩返しとして社会や世界に対して還元していけるように、建築を通してより良い社会と世界を創造するお⼿伝いをしていければと考えております。

◇河合祐⼦(かわいゆうこ)さん 企業・事業部⾨

Q.組織を変え、地域課題に向き合うために、河合さんがリーダーとして最も⼤切にされたことは何でしたか?

1にも2にもコミュニケーションだと思っています。地域の良いものを発信していく、逆にいいものを地域に当てはめていく、いずれにして地域位で何が起きているのかを発信し、皆さんの意⾒を取り⼊れていくことが⼤切だと思っています。

Q.今年は⽇本初の⼥性の総理⼤⾂が誕⽣し、⼥性活躍というテーマで象徴的な年となりました。これから活躍を⽬指す⼥性たちへのエールを含めて、河合さんはどんな活躍を⽬指しますか?

⾃分が⼥性であること⾃体は⼤変誇りに思っていますが、私の野望はそこでは⽌まらず、このような質問が⼀⽇でも早くなくなるといいなと思っています。マイノリティが実績を積み重ねて、ジェンダーや属性ではなく、個々の個性や実⼒が注⽬される、本当の意味でのダイバーシティが実現するといいなと思っています。

◇井⽥奈穂(いだなほ)さん 企業・事業部⾨

Q.社会への働きかけには、様々な困難が伴ってきたことと思います。それでも⼀つの信念を貫き通すことが出来ているのは、どんな存在やどんな想いが井⽥さんを⽀えているのでしょうか?

私⾃⾝、⽒名変更の苦しさを経験したことから、⽒名を維持したまま結婚できない⽇本の現状を改善すべく、法改正を⽬指し活動を開始しました。当初の想定よりも⻑期にわたり活動しておりますが、最も⼤切にしているのは、反対意⾒を持つ⽅々にも直接お会いしに⾏くことです。当事者が抱える深刻な課題や、⾃らの⽒名で⽣を終えたいという切実な願いを、真摯に訴え続けることで、問題解決に邁進しております。

Q. 1⼈が声を上げて、共感が広がり、協⼒や応援が集まる様を井⽥さんは体感されてきたと思います。社会を変えようと活動される⽅は他にもいらっしゃると思いますが、そういった⽅々に向けて、共感が広がるために井⽥さんが⼤切だと思うことは何でしょうか?

⽶国の元最⾼裁判事であるルース・ベイダー・ギンズバーグ⽒の「誰もが参加したくなるようなやり⽅で、⼤事なことのために戦いなさい」という⾔葉を指針としております。楽しく問題の重要性に気づくような発信を⼼がけており、「五百年後には⽇本⼈が皆、佐藤さんになる」という調査を発信しました。明るい発信の裏に、名字を失う⼈権問題の啓発という⽬的があり、今後もこの姿勢で社会の変⾰に貢献してまいります。

◇鈴⽊俊貴(すずきとしたか)さん 学術・⽂化部⾨

Q.常識を覆す挑戦には多くの困難があったと思います。この歴史的発⾒に⾄るまで、鈴⽊さんの研究を⽀えたのはどんな想いだったのでしょうか?

実際は、困難というよりも発⾒のワクワクの⽅が勝っていて、苦に思ったことはないです。研究や観察を続けていくうちに誰も気づいてないんじゃないかという世界に出会って、とにかくそれを⼈に伝える、世界に発信していくという使命感がありました。

Q.これから「動物⾔語学」という分野の発展や、科学の⾯⽩さを感じられる⼈が広がるために、鈴⽊さんはどんなことに取り組んでいきたいですか?

これまでやってきたことの継続が⼀番⼤事だと思っています。まだ発表されていない発⾒がたくさんあると思っていてそれを科学論⽂として世界に残していくこと、さらに動物⾔語学という学問の枠組みを世界に提唱して学問として確⽴していくことで、⼦どもから⼤⼈まで皆が動物の⾔葉がわかるような未来を実現したいと思っています。

◇袴⽥ひで⼦(はかまたひでこ)さん 学術・⽂化部⾨

Q.これまで本当に本当に⻑い道のりでした。それでも決して諦めず、58年間にわたり社会への訴えを続け、無罪判決が確定してもなお、ひで⼦さんは活動を続けられています。今、ひで⼦さんを突き動かしている想いは、どんなものでしょうか?

私は巌だけが助かればいいと思っておりません。巌は無罪になりましたけど、今もなお冤罪で苦しんでいる⽅、冤罪と戦っている⽅⼤勢がいらっしゃいますので、共に戦っていきたいと思っております。

Q.⾃分より遥かに⼤きな存在を前にすると、諦めてしまう⼈も多いと思います。また、希望を持てる時もあれば、失望の底にある時もあり、ひで⼦さんも恐らくずっと⼀定の状態ではなかったと想像しています。そんな時も⾃分を奮い⽴たせるために、普段の⽣活で⼼掛けていたことはありますか?

事件当時、私は33歳で、それから58年間、当時は年⽉を数える暇もなく、ひたすらに巌が無罪になることだけを願い⾏動しておりました。無実が証明され釈放されるまで、私は笑いを忘れ、社会から離れた⽣活を送っておりました。巌が死刑囚にされてたまるかという⼀⼼で戦い抜いた結果、皆様の多⼤なるご⽀援のおかげで巌が無罪となり、今、私たちは⼤変幸せな⽇々を送っております。⼼より感謝申し上げます。

◇ミャクミャク(みゃくみゃく) 芸能・スポーツ部⾨

Q.キャラクター発表当初は驚かれたこともあったけど、万博を通して世界中の⼈と仲良くなれましたね。周りの評価が変わっていくのをミャクミャクも実感したのではないでしょうか。その中でも変わらず貫き通したことと、臨機応変に変えたことはありますか?

⼤好き、かわいいって⾔ってくれる⼈もいっぱいいたよ!新しい出会いやみんなとふれあう事が⼤好きで、世界各国の⼈と⽂化との交流もできたし、たくさんの⼈と出会えて、おともだちになれたんだ。⼤阪・関⻄万博をとおして「世界は多様でありながら⼀つ」というメッセージや思いを感じてもらえたらいいな。たくさんの出会いとふれ合いがあってとても楽しかったんだ!今⽇から江⼝さんとも、おともだち!

Q.万博を終えても、SNSなど新しい挑戦を始めていますね。万博が終わって、これからミャクミャクがどうなっていくのか、関⼼がある⼈も多いと思っています。ミャクミャクが今後やってみたいと思うことはありますか?

もっともっといろんな⼈とおともだちになれるように⾔葉を勉強しているんだ。万博会場で会えなかった、もっとたくさんの⼈や⽣き物とおともだちになりたいんだ。だから、ミャクミャクはいつもそばにいるよ!引き続き応援よろしくお願いします!みんな、またどこかで会おうね! See You!

Public of The Year:https://prtimes.jp/public-of-the-year/

(C)Public of The Year 2025

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