水上恒司の主演で人気不良漫画を実写映画化した「WIND BREAKER ウィンドブレイカー」が本日から公開。これに合わせ、BE:FIRSTによる主題歌「Stay Strong」と本作の名シーンが重なる特別動画(https://youtu.be/xLVRYZcE7k8)が披露された。
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本作は、講談社の漫画アプリ「マガジンポケット」で2021年より連載され、テレビアニメ化や舞台化もされた人気不良漫画「WIND BREAKER」を、「ブルーピリオド」の萩原健太郎監督が実写映画化。ケンカだけが取り柄の孤独な少年・桜遥(水上)が、「防風鈴(ぼうふうりん)=ウィンドブレイカー」と呼ばれる生徒たちと出会い、その一員として街を守るべく奮闘する姿を描く。
主題歌は、杉下京太郎役を務めるJUNONが所属するBE:FIRSTの「Stay Strong」。プロデューサーをSKY-HIとYaffleが務め、JUNON自身も作詞に参加。役として物語を生きた彼だからこそ紡げた言葉が、映画のドラマと強く共鳴している。今回披露された特別動画「BE:FIRST / Stay Strong - Lyric Video - (映画「WIND BREAKER」主題歌)」は、未解禁カットを含む映像がふんだんに使われており、キャラクターたちの揺れる感情、拳で思いをぶつけ合う激闘、仲間と笑い合う素の表情まで、物語の核心に迫る瞬間が濃縮されたている。また、本映像は映画と同じく萩原監督がメガホンを取り、映画制作チームと作り上げた熱量の高い仕上がりになっている。
不良の巣窟と恐れられる風鈴高校の“てっぺん”をとるため街の外からやってきた桜は、風鈴高校の生徒たちが<防風鈴=ウィンドブレイカー>と呼ばれ、街を守る存在へと変貌を遂げていたことを知る。メンバーや街の人々の温かさに戸惑いながらも、初めて仲間という存在に触れていく桜。しかし、家に帰ればたったひとり――。優しさを怖れる桜の奥には、一体どんな過去が隠されているのか――。
一方、<防風鈴>を新たな標的として動き出すのが、“力の絶対信仰”を掲げる最凶集団<獅子頭連>。頭取・兎耳山(山下幸輝)と副頭取・十亀(濱尾ノリタカ)は、仲間であろうと弱い者には容赦なく拳を振るい、徹底して力でチームを仕切る凄まじい実力者。しかし映像には、友達のように無邪気に笑い合う姿も映し出される。楽しかったはずの時間があったにもかかわらず、なぜ彼らは非情な道を選ぶことになったのか?その心の葛藤や複雑な感情が描かれる点も、本作ならではの魅力となっている。
そして、越えてはいけない一線を越えたことをきっかけに激突する<防風鈴>と<獅子頭連>。桜だけでなく、兎耳山や十亀もまた、生きづらさや痛みを抱えながら、必死に強さを求めていた。やがてそれぞれが本当に守りたいものに気がついた時、彼らの思いが爆発する。<防風鈴>総代・梅宮(上杉柊平)の「守るぞ」の一声とともにぶつかり合う拳――。死闘の中で“拳の対話”が繰り広げられる。
映像には、桜を筆頭に、彼を支える楡井(木戸大聖)、蘇枋(綱啓永)、杉下(JUNON)、柊(中沢元紀)、ことは(八木莉可子)ら仲間たちの活躍シーンも登場。主題歌に乗せて展開される映像はエモーショナルだ。「変わらない変われない本気しか愛せない勝ちか負けだけが正義なんじゃない守れYou gotta stay strong」という歌詞からは、桜たちの心情が強く重なっていることが伝わってくる映像に仕上がっている。
なお、本作の劇伴も担当したYaffleによる、映画「WIND BREAKER ウィンドブレイカー」オリジナル・サウンドトラック、ならびに挿入曲「dynamo」シングル・カットバージョンが、本日から発売・配信される。
【作品情報】
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WIND BREAKER ウィンドブレイカー
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(C)にいさとる/講談社(C)2025「WIND BREAKER」製作委員会