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夫・真治と職場結婚し、ひとり息子・翼を授かった円佳。新3年生が近づく8歳の翼は、何をやっても優秀。そんな息子への期待もあり、円佳は進学塾の全国模試を受けさせようと思い立ちます。結果は思いがけないほどの高成績。塾からの勧誘にも前のめりになり、「翼のためになるなら…」と入塾させることを決意します。

「小学2年から塾なんてまだ早い」と諌める夫の言葉を受け流しつつ、最高位のクラスに在籍する翼を誇らしく思っていた円佳。しかしそこから始まったのは、円佳の過度な期待によって抜け出せなくなった「中学受験の沼」だったのです…。

「子どもの才能を伸ばしたい」
親なら誰もが共感する願いが胸を抉る話題作『翼の翼』をお送りします。

※本記事は漫画=みこまる、原作=朝比奈あすかの書籍『翼の翼』から一部抜粋・編集しました。















漫画=みこまる、原作=朝比奈あすか／『翼の翼』










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