Netflixとスコセッシ、ラスベガスのカジノドラマを制作

Netflixとスコセッシ、ラスベガスのカジノドラマを制作

12月5日(金) 11:00

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映画「カジノ」(ロバート・デ・ニーロ、シャロン・ストーン主演)が今年30周年を迎えたマーティン・スコセッシ監督が、現代のラスベガスのカジノ業界を描くNetflixの新シリーズを制作することがわかった。

米Deadlineによれば、タイトル未定の新ドラマは、ラスベガスでいちばん人気を誇るホテルの社長ボビー・レッドが、熾烈な競争が渦巻くカジノ業界で自らの地位を守り、さらなる権力を握るため大胆な賭けに挑む物語。計8話構成で、「オーシャンズ13」「ビリオンズ」のクリエイターコンビ、ブライアン・コッペルマンとデビッド・レビーンがショーランナーを務め、スコセッシ、ジュリー・ヨーン、リック・ヨーンとともに制作総指揮を手がける。

この企画はもともとプロデューサーのジュリー・ヨーンとリック・ヨーンが、長年組んできたスコセッシとともにNetflixに持ち込んだアイデアだったという。Netflixは2019年のスコセッシ監督作「アイリッシュマン」の成功を受け、スコセッシとテレビシリーズの制作について話し合ってきたことから、最初は一昔前の時代設定のドラマとして制作を検討していたようだ。その後、Netflixはコッペルマンとレビーンを迎え入れ、彼らが提案した現代のカジノ業界を舞台にした作品として企画開発を進め、シリーズ化を決定した。

なお、スコセッシはこれまで映画「カジノ」のほかギャンブルで有名な街、アトランティック・シティの闇を描いたHBOのドラマ「ボードウォーク・エンパイア」も手がけている。

【作品情報】
アイリッシュマン

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Photo by Rocco Spaziani/Archivio Spaziani/Mondadori Portfolio via Getty Images
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