日本と違って賞金付き!でもエントリーフィーは値上がりで100万円超…米女子予選会のお金事情

昨年は山下美夢有がトップ通過。日本勢5人がツアーカードを手にした(撮影:ALBA)

日本と違って賞金付き!でもエントリーフィーは値上がりで100万円超…米女子予選会のお金事情

12月5日(金) 14:33

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<Qシリーズ(最終予選)初日◇4日◇マグノリア・グローブGC(アラバマ州)◇フォールズC=6643ヤード・パー71、クロッシングスC=6664ヤード・パー72>

米国女子ツアーの来季出場権をかけたQシリーズ(最終予選)は第1ラウンドが順延となった。9日(火)の予備日も使用し、5日間90ホールストロークプレーでの完走を目指す。ただ、あす以降も悪天候が予想されており、進行がさらに遅れた場合は、ホール数を調整する可能性もあるとしている。



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8月に1次予選、10月に2次予選が行われ、最終予選には世界各地から116人が集まった。日本勢は、来季のトップ出場カテゴリーを得られなかった渋野日向子と西村優菜、2次予選を通過した櫻井心那、下部エプソン・ツアーを主戦場にして昇格を目指す伊藤二花の4人がエントリー。上位25位タイまでが来季のツアーカードを獲得し『カテゴリー15』に入る。

Qシリーズは、日本でいうところのQT(クオリファイングトーナメント)にあたる。来季の出場資格が得られるだけでなく、賞金もかけられている。通常のトーナメントの賞金には及ばないが、総額は15万ドル(約2300万円)と太っ腹。第4ラウンド終了後のカットラインを突破した選手全員に支払われ、その時点の順位に基づいた賞金額となる。昨年のトップ通過選手は1万5000ドル(約230万円)を獲得。2位は1万5000ドル(約230万円)…と続き、ツアーカードを逃した選手全員にも1000ドル(約15万円)が支払われた。

ただ、この予選会に参加するための“エントリーフィー”は超高額。1次予選、2次予選、最終予選それぞれで支払う必要がある。1次から勝ち上がった場合は最終予選の参加費が免除されるものの、3000ドル(1次)+3500ドル(2次)+0ドル(最終)で合計6500ドル(約100万円)の出費となる。

2次から出場する選手は4500ドル(2次)+2000ドル(最終)。最終から出場できる選手は、ツアーメンバーなどは3000ドル、ノンメンバーは6500ドルとなっている。基本的には予選が免除になってもエントリーフィーは免除にならない…というルールで、昨年よりも合計で1000ドルもアップした。

日本女子のQTは賞金がかけられていない。エントリーフィーはファーストが4万円、ファイナルが5万円(ともに税別)と設定されている。ちなみに、日本男子のQTでは賞金が準備されており、昨年のトップ通過は200万円。2位110万円、3位70万円と割り振られ、21位以下の選手全員に2万5000円が与えられた。ただ、エントリーフィーは22万円となっている。


<ゴルフ情報ALBA Net>
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